こんにちは。
横浜 東京 神奈川。1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
本日は
【フラワーアレンジメント ラナンキュラス】春感じるラナンキュラスのフラワーアレンジメント
についてお話をします。
ラナンキュラスとはどんな花
【原産地】東ヨーロッパ、南ヨーロッパ、西アジア
【切花で回り時期】11月~5月
【日持ち】7日位
【花の色】赤、ピンク、黄、オレンジ、白、紫、緑、複色
【名前の由来】英名の「バターカップ(buttercup)」は原種が5枚の花弁の黄色い花からと言われています。
【和名】花金鳳花(はなきんぽうげ)
【花言葉】あなたは魅力に満ちている
【切花の注意】花の頭が重いため重さで茎が折れてしまう事もあります。フラワーアレンジメントに使う場合、心配な時は中にワイヤー18番をインソーションして支えにして上げると良いです。
【水揚げ方法】湯上げ
ラナンキュラスはチューリップやアネモネなど春を代表する花です。
丸いフォルムが非常に可愛く、透き通るような薄い花びら、幾重にも重なる花びら。そして淡い色から、シックな色までと色の豊富さも魅力の一つです。
小ぶりのものから、大輪の「シャルロット」。そしてスプレー咲きの一重「ラナンキュラスラックス」の物まで楽しむ事が出来ます。
ラナンキュラスに合う花の組合せ
ラナンキュラスは春の花なので、使う花も合わせて春の花にすると季節感をお届けする事が出来るのでお勧めです。
例えば、チューリップやスカビオサ。バラでしたら剣咲きのようなツンととがった花より、カップ咲きのような丸いフォルムの花を合わせた方が統一感が出ます。
また、カンパニュラのような優しい雰囲気の花にも非常に合います。
ラナンキュラスは香がしない花なので、フリージアやスイートピーのような香りのよい花と合わせ春の香も一緒に楽しむ事が出来ると楽しいですね。
大輪、スプレー一重咲きのラナンキュラスが人気
とても大きなラナンキュラス「シャルロット」はフラワーアレンジメントをダイナミックに、そしてインパクトを与えてくれます。
こんな大きな花は向日葵くらいではないでしょうか。
そのため、この花を見た人は必ず楽しんで下さいます。
「ふわ~大きい」そんな声を聞くと嬉しく感じますね。
スプレー咲きの一重のラナンキュラス「ラックス」は他のラナンキュラスと違いスプレー咲きになります。
そのて、枝ぶりがよく、沢山の蕾をつけ、その蕾までしっかり開花を楽しむことが出来ます。
花びらはシルクのような光沢感があり、輝きが非常に綺麗です。
枝は細く、緩い曲線を描きながら伸び、その先に咲く花は蝶のように軽やかです。
そんなラックスシリーズは私のおすすめの花です。
フラワーアレンジメントを作る時の注意
ラナンキュラスはとても茎が細く、そして柔らかい花です。
オアシスに挿す時の注意
①使用するオアシスも柔らかめがお勧めになります。
②茎の根元を持ち、ゆっくり挿す
③挿しにくいときは茎の中に18番ワイヤーをインソーションする。
または、22番ワイヤーをU字に曲げ5㎝程のUピン作り切り口に添えフローラルテープで巻いてきら挿すようにします。(この時花の切り口はフローラルテープで巻かないように)
③ラナンキュラスが蕾の時は開いたときのことを想像します。これは、花を短く使う時に参考にして下さい。
アレンジにゆとりをつける
花が開くとつぼみの時に比べて2周りほど大きくなります。この時、花びらを広げるスペースが無いとラナンキュラスがフンワリと開き花びらの柔らかい雰囲気を楽しむ事が出来ません。
蕾の花はうと空間にゆとりをつくりアレンジすると良いです。
得にボックスアレンジのように詰めて花をデザインする場合は、これから花が開く事を意識してアレンジをしてみて下さい。
ナンキュラスの花を使ったお勧めデザイン
ラナンキュラスの花を使うアレンジメントで貴方は何を伝えたいですか?
春の訪れ、春のウキウキとした楽しさ。きっとそんな事を想像しながらアレンジメントをするのではないかと思います。
そんなメッセージを伝える事が出来る「春らしいフラワーデザイン」におすすめなのが
鳥かごをイメージしたデザインや
ガーデニングをイメージしたテラコッタの器に活けたデザイン
ガラス製の器に入れ春のキラキラ輝く日差しを表現してしも楽しいですね。
鳥の羽を使ったり、枝物を使ったり小花を沢山使い花が溢れる様子を表現したアレンジもワクワクとして楽しいですね。
色はパステル色でフンワリ軽やか印象に仕上げたり
明るい色を使い、白や黄緑色を足すとフレッシュ感を出すことが出来ます。
終りに
ラナンキュラスの花を見ていると気持ちが一気に春めいてきます。
若い人からご年配の女性に人気のラナンキュラス。
ギフトのフラワーアレンジメントやレストランの活け込みの花に積極的に使ってみるのは如何でょうか。
そして、こんな時だからこそ、沢山の春をお届けしたいですね。
私達に出来る事は花で皆様に安らぎや、一瞬でも気持ちが明るくしてもらえるような花を届する事。
窓から外を見ていると、普段と変わらない春の日差しいっぱいの景色が広がっています。
去年と同じように桜が咲き。
去年と同じように鴨の親子が窓から見える川に来ています。
本当なら今すぐにでも飛び出してこの春を胸いっぱいに感じたいくらいです
今は皆さん、同じ気持ちでしょうね。こんな時だからこそ・・沢山の方に花をお届けしたいですね。