こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
4連休が終わりましたが、皆さんどのようなき休日をお過ごしになりましたか。
私は、ハスの花を見に横葉市中区にある「三渓園」という日本庭園に行きました。
この三渓園には室町時代に建てられたという歴史ある三重の塔があり、とても広い敷地内には四季折々の花を楽しむ事が出来ます。
例えば3月末から4月の初めには夜桜を楽しむ事が出来ます。
満開の桜の木がライトアップされ、その下には池があり桜の花が映り込むという幻想的な世界を見る事が出来ます。
更に、こちらもライトアップされた三重の塔が桜の後方、丘の上に見えます。
こんな景色も楽しむ事が出来る三渓園は子供の頃から好きな場所です。
朝は6時半に出発して7時過ぎに蓮の池に到着しました。
残念ながら蓮の花が開く時に鳴るパンッという音を聞くには到着が遅すぎたようです。
しかし、降っていた雨は上がり、傘に視界を邪魔される事なく一面の蓮を楽しむ事が出来たこと。
友人と蓮の花をバックに写真を撮る事が出来たのはとても楽しい思い出になりました。
満開に開いている花も綺麗ですが、5分咲き位の蕾が少し開いたくらいの花の姿もまた美しい物でした。
色んな花がありますが、こんなに神秘的で美しい花があるのか。
蓮の花の魅力をたっぷり楽しむ事が出来ました。
私は、仕事がら多くの花の写真を目にする事があります。
資料として花の画像を使う事もありますSNSで他の花教室の先生のフラワーアレンジメントの作品やフローリストさんのアレンジメント。
国内から海外のフラワーアレンジメントを見る機会が多くあります。蓮の花もそうです。
他の方のSNSの投稿がきっかけで私も見てみたい衝動にかられ友人を誘いました。
しかし、写真で見る蓮の花と実際にみる蓮の花では美しさは何倍もの違いでした。
こうして美しい花を目の前に、やはり写真では伝わらない何かがあるなんですね。
今や、様々な事がスマホ、パソコンを使いインターネットの世界で知る事が出来、体験する事が出来る時代。
しかし、本当の体験。本物の美しさ。本当の楽しさ。
そんな現実でないと分からない事があるという事を改めて蓮の花から感じました。
昨日テレビで昭和のレトロな雰囲気が若者に流行っているというのを見ました。
それは洋服のデザインだったり、絵のタッチだったり、文字のデザインだったり。
今の20代の人からすると新鮮なんでしょうね。
流行は戻ってくるとはよくある事なのでそれは理解できました。
しかしもっと驚いたのが、「手間」がかかると最近すっかり見なくなったカセットテープや使い捨てカメラが再び注目をされているという事です。
カセットをセットして曲を聴く。
自分の効きたい曲だけを聞くのではなく、曲の構成からストーリーも感じる事が出来るそうです。
使い捨てカメラは写真を撮るごとにフイルムを回す。
現像するまでどんな写真が撮れたか見る事が出来ない。
そんなワクワク感が楽しいようです。
レトロな温かみ、不便さがあるからこそのその先の楽しみを大切にする。
そんな今まで置き去りにされてきた価値が少しづつ取り戻されてきているのかな。
便利、合理性ばかりが求められ時々ついていけない私にしてみると嬉しくも感じます。
花も写真を検索して画像を見てその花を見た気分になるだけではなく実際本物の花を見に行く。
道中のワクワク感や、次の約束の楽しみ。
そんな事も含めてリアルな花をもっと楽しむべきだと思いました。
友人といつか岐阜にある蓮の池を見に行こうね、そんな約束をしてその日は別れました。
その池も検索すれば沢山の画像、動画が見れます。
しかし友人と計画を相談し、電車に長い時間揺られるでしょう。
もしかしたら途中で乗り継ぎに失敗するかもしれないし、満員電車に乗る羽目になるかもしれません。
しかしその時はそんな事も楽しみながら本物の花との出会いを胸に道中を楽しみたいと思います。
本日は蓮の花を見たことから感じた事をお話しさせていただきました。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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