【花 色合わせ】ピンク、ブルー 緑色の色合わせ7つのプロセスと2つのポイント。夏の花で解説/フラワーアレンジメント教室 横浜

花の色・組み合わせ

 

こんにちは。

横浜市泉区 大きい花のフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフュームの相沢 知美です。

 

猛暑の中、我が家のバラはとても勢いよく咲き楽しませてくれてます。

しかし、この時期に沢山咲いてしまうと体力を使ってしまい秋に咲く時

花が小さい

色が薄くなる

花付きが悪くったりします。

 

でも、今年のバラは例年と違いとても勢いがあります。

花たちのエネルギーを信じて、涼しくなったらお礼に肥料を上げたいと思います。

 

ピンク、青、緑色の花の色合わせについて解説します

7月の大きいフラワーレッスンのアレンジメントを何度かこちらのブログでご紹介させていただきました。

 

そのアレンジメントの中でピンクとブルーと緑色の花で組み合わせた作品があります。

そのアレンジメントは幻想的な印象が魅力の作品になりました。

 

そこで本日は 

【花 色合わせ】ピンク、ブルー 緑色の色合わせ7つのプロセスと2つのポイント。夏の花で解説と言うタイトルで

 

花の色合わせをどのようにして決め、このアレンジメントの花材を揃えたか

花の色合わせのプロセスをお話ししたいと思います。

フラワーアレンジメント 夏

 

7つの花の色合わせプロセス

では、こちらのフラワーレッスンの花材を揃えた時、7つのプロセスがありました。

 

1.テーマを決めました。

7月は夏花を使い、フラワーアレンジメントの基本の形ファン(扇型)スタイルのレッスンがテーマでした。

そこで夏の花をメインに使いたいと決めました。

 

2.緑色のクルクマがモダンでこの日の生徒さんに合うと思い選びました。

クルクマは他にも、白、淡いピンク、濃いピンクなどがあります。

暑さにも強く、長持ちするので夏のアレンジメントにおすすめです。

 

3.夏らしい青いエリンジウムと、ピンク色のモカラという蘭を選びました。

青味のあるピンクは青い花と組み合わせると幻想的になりおすすめです。

 

4.デザインに合わせ、真っ直ぐで長い花を選びました。

アレンジメントの輪郭が作りやすいように真っ直ぐで長いリンドウを選びました。

白は涼しげで、アレンジの中でとても引き立つ色です。

 

5.質感を使い光沢感をアクセントに追加

アレンジメントに軽さと光沢感を出し、質感に変化を出したいと思いました。

スモークグラスの穂先にはキラキラとした輝きがあり

さりげない華やかさを演出してくれます。

 

6.夏は大胆で個性的な葉っぱが合います。

ゼブラ柄のカラテア、斑入りのゴットセティアナなどは花の様に華やかな葉っぱです。

アレンジメントを長く楽しんでもらえるように見ていて楽しい葉っぱを選びました。

 

7.最後はヨウシュヤマゴボでアクセント。

実はこちらのヨウシュヤマゴボとは目が合ってしまい選びました。

と言っても、レッスンの花材で使いたいと思っていたので最後にアクセントに良いと思い選びました。

どんな風に生徒さんが使ってくれるのか。とても楽しみしていた花です。

 

 

花の色合わせに必要な2つのポイント

以上の様に、フラワーアレンジメントの花材の選び方のプロセスをお話しさせていただきました。

さらに花の色合わせの2つのポイントをお話ししたいと思います。

 

花の色、組み合わせでイメージを作る。

青いエリンジウムには黄色のひまわりや、白いアンスリウムなどもきっと爽やかで合うと思います。

しかし今回はピンクを選んだことにはある理由があります。

 

1つは華やかさを出すため

2つ目は、青には青味のあるピンクが合うためです。

 

緑色のクルクマと、青味のあるピンクの花でフラワーアレンジメントが幻想的に仕上がります。

更に、クルクマにも幻想的、神秘的といったフインキがあるためアレンジメントのイメージが強調されました。

 

光沢感をアクセントにする花の選び方

質感というのもフラワーアレンジメントの中で意識をして合わせると花の組み合わせが上達します。

 

質感にはドライフラーの様な乾いた印象

アンスリウム、スモークグラスのような光沢感のある印象があります。

 

こちらのアレンジメントはピンクのモカラで華やかさはあるものの

緑色のクルクマ、ヨウシュヤマゴボ

4種類の葉っぱが使われているため全体的にグリンが多くなりました。

 

そこで光沢感のある花で質感に変化を加え、アクセントにしました。

 

ファッションで言うと、黒いお洋服、靴、バッグで揃えると重くなりますが

黒いエナメル、レザー、シルク(ナイロン)などで光沢感を足すととても華やかになりますね。

 

それと同じ事を花に取り入れました。

クルクマ

 

まとめ。色合わせに興味を持つことが上達のコツ

花の組み合わせプロセスは

何かテーマがあり花の色合わせ、組み合わせをしていくのと

目についた好きな花を取っていくのでは変わってきます。

 

従って、今回のアレンジメントの様に「夏」と1つテーマあるとそこからぶれる事がなくなります。

 

ただし、イメージを変更する時もあります。

どうしてもイメージから外れてしまい、そうしたいと思った時は切り替えましょう。

 

また、花だけではなく、雑誌や、お料理や、デパートのマネキンや、なんでも心に引っかかったものがあった時、何が良いのか考えると花に応用できることもあります。

 

まずは、「花の色合わせが上手くなりたい」と思う事。

色や質感(素材)の組み合わせに興味を持つこと。

 

この2つが花の色合わせが上達する秘訣だと思います。

 

最後まで、お付き合い下さりありがとうございます。

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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