こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
昨夜は近所のご家族と花火をしました。
花火の弾ける火花はとても綺麗で、ひと時の間、童心に返ったように楽しむことが出来ました。
花火から出る煙を見た友人が「花火の煙は夏を感じる」と言いました。
決して良い匂いではないけど、花火の匂いは懐かしさを感じる匂いですね。
さて、本日は、動画をご紹介します。
こちらの動画は6月に撮影したアレンジメントで、花は柏葉あじさいを使った初夏のフラワーアレンジメントです。
動画はフラワーアレンジメントの基本の形、「ファン」というデザインを作りました。
そこで本日は と言うタイトルで
動画のご紹介と
動画で使用した花材
2つの花のあしらい方のポイントをお話ししたいと思います。
動画。柔らかさのある初夏のファン。
今までこちらのブログでご紹介したファンは、外側のラインをしっかり協調させて作り
形を際立てさせた作り方のアレンジメントでしたが
今回ご紹介するファンスタイルは、外側の輪郭にトルコキキョウを使い
柔らかくフンワリと仕上げたファンスタイルになりました
ボリュームを大きくしてご視聴いただけましたら幸いです。
花材のテーマは、初夏の爽やかさ。
こちらの動画で使用した花材は
・オリエンタルリリー/ピンク
・トルコキキョウ/白×紫色
・八重咲トルコキキョウ/淡パープル
・柏葉あじさい/白
・オンシジウム/黄色
・ヒオウギスイセン/オレンジ
柏葉あじさいや、ヒオウギスイセンなど初夏の花を使い
更に、初夏の爽やかさ。
輝きが増してきた太陽の輝きを華やかなビタミンカラーと白い花で表現しました。
アレンジメントの作り方。2つのポイント
また、こちらのアレンジメントを作った時の花のあしらい方として
2つのポイントをお話しします。
トルコキキョウは整理して使う
スプレー咲きのトルコキキョウをアレンジするところに合わせて花を間引いたり、切り分けたりして、使った事です。
特に、今回のトルコキキョウは1本に沢山の花がついていたので、花を適度に整理しました。
このような使い方をすることで、花に軽さが出て、アレンジメントに軽やかさが出ます。
切り離したトルコキキョウは、長さや、花の大きさに応じて、全て使いました。
小花の先端の向きは外側に
オンシジウム、ヒオウギスイセンなど、先端にしなやかな動きがある小花は、先端がアレンジメントの外側を向くようにアレンジをして、フラワーアレンジメントに広がりを作りました。
このような花の生け方をすることで、アレンジメントの輪郭が柔らかくなり
フンワリとしたフラワーアレンジメントを作ることが出来ます。
おわりに。
今回は初夏に撮影したアレンジメントでしたので、柔らかさのあるアレンジメントに仕上がっていますが、作り方にも季節感を込めてアレンジすると花の表現力が豊かになります。
秋や、冬になったら、グリンや花を増やし、花を詰めてアレンジするとぬくもり感のあるフラワーアレンジメントを作ることが出来ます。
そして、春や初夏は今回のような空気間があると爽やかさを表現できます。
皆さんも、「その時」感じた空気、熱気、風
そのようなものを花に表現してアレンジしてみると、花の世界は無限に広がり
花の世界を広げる事が出来ます。
是非、今回のお話をご参考に、フラワーアレンジメントを楽しんで下さい。