こんにちは。
横浜市泉区。
1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
春は桜の花でアレンジしましょう
桜の時期は切花では12月の末から出回り
1月、2月と徐々に本格的なシーズンを迎えます。
これから春のフラワーアレンジメント作りにはこの桜は是非使いたい花材。
しかし、普段使わない桜の花だけにどんな花と組み合わせたら良いか悩んでいる方も多いいと思います。
そこで本日は
【桜 フラワーアレンジメント】桜の花材の組み合わせ。選び方3つのコツ
と言うタイトルで
桜の花を組み合わせる時、花材を選ぶ3つのコツを
ブーケットパフュームの1mを越す大きいフラワーレッスンで桜を使ったアレンジメントと共にお届けします。
桜のあれんじめんと。花材選び3つのコツとは
桜の花に合う花材の選び方には3つのコツがあります。
1.柔らかい印象の花と組み合わせる
2.桜の色に合う花の色で色合わせする
3.花の大きさ、形を変えて花材を選ぶ
それでは1~3を解説していきます。
柔らかい印象の花と組み合わせる
桜の花はとても柔らかく、薄く繊細な花をしています。
そんな花は可憐でとても可愛らしい印象を誰でも持つと思います。
そんな花の印象を損なうことなく
桜の良さを感じる事が出来る花を花材に選びましょう。
例えば
ユリの花びらの繊細さや
チューリップの可愛らしいフォルム
ラナンキュラスのフワフワの柔らかい花びら
などと合わせると春の優しい花を演出する事が出来おススメです。
桜に合う花の色で色合わせをする
桜の花は白から淡いピンクが一般的です。
中には色が華やかな八重咲きの桜もありますが
ここでは花屋さんなどで一般的に買うことが出来る「ソメヨシノ」をイメージしたいと思います。
淡いピンク色の花が映える花の色を選びましょう。
桜の淡い色より1トーン、2トーン発色の良い色がおススメですが
大切なのは桜と他の花とのバランスです
桜の淡く、小さな花は合わせた花がインパクトがあるとそちらに目が行ってしまい
桜が目立たなくなります。
そのため、色が濃い花を合わせる時は花の長さや、花の配置などを工夫して桜を引き立たせましょう。
花でアレンジしたら、他の花より長く桜をアレンジする
桜を数本まとめてアレンジするなど色々アレンジして考えてみましょう。
花の形、大きさを変えて花材を選ぶ
フラワーアレンジメントの花材選びは似たような花
もしくは同じ種類の花だけを多く集めてアレンジするのもとても素敵です。
しかし、今回桜を使ったアレンジメントの時は、桜のような小さな花
花の形が5枚の花びらから出来ている花を合わせるより
違う形、違う大きさの花と組み合わせ、花1つずつの違いをはっきりさせた方が魅力が引き立ちます。
メインとなる大きい花にはガーベラやチューリップ、ユリなどを
中輪の花にアルストロメリアや、トルコキキョウ
小花にスイートピーやコデマリ
このような感じで花の大きさを段階的に変え、花材を揃えてみましょう。
形はカラーや百合の様なシンプルな花も一緒に合わせると華やかな小花や桜がより引き立ちます。
桜に小花ばかりを組み合わせてしまうとアレンジメントの印象がぼやけた印象になります。
例えば、お洋服のコーディネートを選ぶ時も、花柄に花柄より
花柄と無地のものの方が花柄が引き立ちますよね。
また、お部屋の中に細かい柄のカーテン、クッション、絨毯・・・と多くの情報があるとうるさく感じたりしますよね。
身近なところでも共通して言えることがありまりますので参考に例えさせていただきました。
◆関連動画~桜の花の切り分け方、枝の見極め方、使い方など
おわりに。花の組み合わせ一番のコツは
今回、桜の花の組み合わせについて3つのコツをご紹介してきました。
花の組み合わせで大切なのは、花材の中でどの花を見せたいのか。
まずはそれを意識しましょう。
そして、今回は桜にフォーカスしましたが、メインとなる花が引き立つことを一生懸命考えてあげましょう。
失敗例としてあるのが
花の魅力を無視して、自分の好きな花を集め
自分の好きなように花を生ける事です。
勿論、自分の好きな花の組み合わせ、生け方も自由さがありアレンジメントの楽しさの1つではあります。
しかし、花の魅力を潰してしまうようでは花の魅力を感じるフラワーアレンジメントを生ける事は出来ませんね。
従って今日お話をした花の組み合わせのコツとしてどの花でも言えるのが
花の魅力を最大限に生かす事を考えながらフラワーアレンジメントを楽しむ事です。
本日のお話が少しでもお役に立ちましたら幸いです。