こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
様々な花瓶の形の中でも特に好きな形があります。
それはトロフィー型の花瓶です。
形もとても素敵ですし、実は生けやすかったりします。
4月にこのトロフィー型の花瓶を使い投げ入れで花を生ける花瓶レッスンを開催しました。
本日はその時の花とワンポイントで花瓶の生け方などをお話ししたいと思います。
こちらの花瓶の花は初夏を感じるバラ、ライラックを使いました。
濃いピンと淡いピンクのとても華やかな色合いにもなりました。
受講生様のお話しを聞いていると花瓶と花のバランスがわからない・・という声がとてもあります。
バランスの中でも花瓶と花の高さのバランスはとても重要になります。
何故なら、どちらかだけが目立っては美しくないからです。
そこで今回は高さのある花瓶に合わせて長さのある花を使用し高さを出して生けています。
今回は春が最盛期のキンギョソウ(別名スナップドラゴン)を使用しましたが
他にもグラジオラス、ユり、枝ものなども長さがありおすすめです。
そして、今回の様にトロフィー型の花瓶に投げ入れで生ける場合は、花を広げて生けると花瓶と花に一体感が生まれとても綺麗なスタイルとなります。
その為には花を生ける時の角度が重要になります。
この角度によって花の広がりが変わる為、花瓶の形、生けたいスタイルに合わせて角度を変えます。
今回の花材では角度を付けて、広がりを出したことでライラックの垂れた可愛らしい花の姿や
ジュバタムと言う垂れ下がった穂の美しさを表現できました。
このように広がりを出す事で花瓶と野一体感だけではなく、花の魅力を表現する事も出来ます。
それでは、最後に花材をご紹介したいと思います。
・バラ
・金魚草(別名／スナップドラゴン)
・スプレー菊
・ライラック(別名／リラ)
・アリウム(丹頂)
・ソリダコ(黄色)
・ドラセナ(葉)
今回の花材はクネクネと動きのあるアリウムをどのように生けて下さるとても楽しみでした。
そして、花瓶投げ入れレッスン1回目の受講生様は1回目とは思えない広がりと花の魅力が素晴らしい素敵な花瓶の花に。
素敵に生けて頂きありがとうございました。
