こんにちは。
横浜市泉区 1000㎜²の大きな花に特化したフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
「5月6月が旬の夏に使いたい花カラーとカラーを使ったアレンジメントの紹介」
についてお話をしたいと思います。
カラーの開花期
カラーは切り花では一年中出回っていますが旬は初夏の5月6月です。
丁度暑くなりはじめ花選びに迷う時期にはカラーのように暑さにもある程度強い花はとてもお勧めです。
カラーの花びらは花でない
例えばバラやユリ、ファレノプシスなどのように肉厚の花は花びらの重厚感から特別感を感じます。
それは、カラーも同じで、カジュアルな花という印象より特別な日、空間を感じる花です。
実は、このカラーの花は花びらは葉が変化したもので「水炎苞」(ぶつえんほう)と言います。
カラーの「花」にあたる部分は仏炎苞の中にある黄色い棒状が花になります。
葉が花のように綺麗な色をして私たちを感動させてくれるのかと思うと、花の神秘的な魅力を感じます。
カラーの日持ちと水揚げ
カラーはとても水あげも良く、日持ちも良い花です。
但し、茎は水に弱いため水につかっている所が痛みやすくなります。
そのため、カラーの花瓶で楽しみたい時は必ず水を少なめに入れて、毎日水を変えてあげて下さい。
そして、5月6月になると庭に咲くカラーを見かけます。
我が家でも今年は3輪のカラーが咲きました。
そのカラーを摘んで部屋の中でも楽しみたい場合。
カラーの葉も一緒に飾りたくなりますが、葉は水が下がりやすいためお勧めできません。
カラーの花の使い方
◆カラーを矯めて使う
カラーの茎は指でゆっくりとさするように曲げると曲線を連れる事が出来ます。
こうする事で直線的なカラーがソフトで優雅な花の表情を楽しむ事が出来ます。
◆茎にワイヤーを入れる
カラーの茎は太く、柔らかいためワイヤーを入れる事で「矯め」のように茎を曲げる事が出来ます。
大きな動きをつけたい場合はワイヤーを入れてダイナミックな動きをつれるとアレンジメントのデザインにの幅が広がります。
◆茎を見せてアレンジする
カラーは花の形、色も美しいですが、茎も非常に美しい花です。
何故なら、本来カーネーションやトルコキキョウなどの花には茎には節があり、その節で茎の太さが太くなったり細くなったりします。
カラーにはこの茎が無く、真っ直ぐ同じ太さで色も綺麗な色なのが魅力です。
また、節がないバラなどは茎に段階的に葉がついておりまず、カラーの葉は根元に付いているため茎には葉はありません。
そのため葉はなく滑らかな茎の表面を観賞する事が出来ます。
カラーの花を使ったフラワーアレンジメント
それでは、カラーを使ったブーケットパフュームのフラワーアレンジメントをご紹介したいと思います。
最後に
カラーは切り花では一年中手にする事が出来る花です。
シンプルで洗礼されて印象のカラーは大人の女性、男性に贈りたい花。
フラワーアレンジメントにしても花束にしてもとても人気ですが、皆様の中ではブライダルブーケの花という印象もあると思います。
それはカラーの白は花の中でも最も清楚な印象がするためでしょう。
他にも黄色、シックな色、アンティークな色とお洒落な色が多い事も人気の理由です。
これからの梅雨の季節、あじさいの花と合わせて楽しみたい花の一つです。
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