こんにちは。
横浜市泉区 1000㎜²の大きな花に特化したフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
「お花 アレンジメント・造形的フラワーアレンジメントとは。花と葉を自由な使い方をするデザインです」
というタイトルでお届けしたいと思います。
造形的フラワーアレンジメントとは
「造形」と聞いて皆さんはどのような事をイメージしますか?
そもそも造形とは「作りあげられた形」の事を言います。
アート、建築などの分野ではよく聞く言葉でもあります。
しかし、フラワーアレンジメントの造形と、アートや建築の造形とは意味は同じでも少し違う所があります。
それは、フラワーアレンジメントの場合は既に形がある物を組合せ1つの形を作りあげる事になります。
いわば、積み木の様なものでもあります。
そして形という枠の中に花を収めるのではなく
花ありきのフラワーアレンジメントになります。
それは花の魅力を見つめ貴方の手で輝かせてあげる。
そんな花のアレンジメント方法です。
こんな方に造形的フラワーアレンジメントをおすすめします。
では、どのような方に造形的フラワーアレンジメントをおすすめしたいかをお話ししたいと思います。
◆花や葉の自然な姿を美しいと感じる方
花は1本1本姿が違います。曲がっていたり、直線的に伸びていたり。下を向いている花、上を向いている花。
そんな花の姿、表情は時に愛おしく、時に力強く感じます。
◆型にはまったフラワーアレンジメントではなく
自由なスタイルのフラワーアレンジメントを作りたい方
花の自然な姿をそのまま映し出すことが出来たらとても素敵なフラワーアレンジメントです。
私はフラワーアレンジメントとは花に命を吹きかける事だと思っています。
新たな花の姿、その花を見た人が何かを感じたり。感動したり。
花を花瓶に活けるだけ、型にはまったフラワーアレンジメントにアレンジする事も十分花は美しいです。
しかし、違う方法で更に花1本1本の命を輝かせる方法と言うのが造形的フラワーアレンジメントだと思います。
◆今迄とは違うフラワーアレンジメントを楽しみたい方
植物の魅力は無限に広がります。矯める、折る、丸める、切る
そんな1つ手を加えるだけで花の姿は変わります。
また、花と花を交差させたり、リズミカルに並べたり、大きな曲線を作ったりと花の配置でアレンジメントのデザインも無限に広がります。
そんな可能性を広げた時、今迄見たことが無い花の表情、葉の躍動感、枝のダイナミックさ
そして感じたことのない感動を感じる事が出来ます。
造形的フラワーアレンジメントの楽しさ
造形的フラワーアレンジメントの楽しさは3つあります。
・花や葉の魅力を引き出す楽しさ「宝探し」のようなアレンジメント
花を1つ1つ良く見ると個性の違いや新たな魅力の発見があります。私はこれを「宝探し」だと思ってます。
その見つけた魅力をどうしたら活かすことが出来るのかを考え、それが出来た時花の輝く姿にとても嬉しくなります。
・花や葉からの想像力を膨らますワクワク感を感じる事が出きる
こうしたら楽しいかな。こんな風にしたら素敵かな。花から感じるインスピレーションを大切にそして、それを元にイメージを膨らませて下さい。するとどんどんワクワクしてきます。
・そこに物語を作る事が出来る
貴方が見た景色、貴方が伝えたい事を花に映し出すことが出来る。
例えば、太陽に向かって命を燃やす花の姿。困難な事に力強く生きるエールのメッセージ。
花を使い貴方の感じたことを表現する事が出来ます。
・自由な発想で花をアレンジする事が出来る
造形的なアレンジメントで花は自由に変化する事が出来ます。
貴方の自由な発想でどんな姿にでも変わる花に感動をします。
・花の無限の可能性を感じる事が出来る事
花の色合わせで沢山のカラーはリエーションがあるように、花の使い方で沢山のバリエーションのデザインを作り出すことが出来ます。
それは貴方の発想次第で無限に広がります。
表にしたり、裏にしたり、下に向けたり、横に向けたり向きだけでも沢山の方向があります。
アレンジメントの枠にとらわれず、花を色々な角度から見つめてみて下さい。
・遊び心のあるフラワーアレンジメントに心が弾む
造形的フラワーアレンジメントには遊び心はとても大切です。
それは同時にフラワーアレンジメントをもっとラフに自由に心を軽くして触れる事になります。
葉の下にひっそり咲く花の姿を表現したり
空を持ち上げるような葉をイメージしたり。
貴方の「こんな表現は楽しいだろうな」が貴方のフラワーアレンジメントの楽しさに繋がります。
デッサン画に描いてイメージを膨らましてみましょう
では、実際造形的なフラワーアレンジメントを作ってみよう。
そう思った時。まず最初に行う事についてお話をしたいと思います。
先ほども申し上げたように「形を作りあげる事」になりもます。
その為、「イメージを膨らます」と言うのが非常に大切になります。
そもそも、どんなフラワーアレンジメントや花束、ブライダルブーケなど花を作る上でイメージを膨らますことはとても大切になります。
その為、頭の中で一度花と花を組み立ててみます。
しかし、今迄イメージを考えることをしてこなかった方には難しい事でもあります。
その様な方に私が推奨しするのはデッサンがを書く事で。
そう聞くと「絵!私絵の才能無いからもっと無理」
と、言われ方も多いいと思いますが、このデッサンは頭の中を整理する事や
ぼんやりしたイメージを視覚的に見て確認する事が出きるのでかえってフラワーアレンジメントが作りやすくなることになります。
更に言うならば、失敗も無くなります。
そして、あくまでもイメージです。
花の絵を書くのではなく、フラワーアレンジメントの形を書くと言ったさぎょうになります。
そのため、花や葉を細かく書く必要はありません。
丸、三角、✖、二重丸などで花を表現するだけでも充分です。
これならどんな方でも書く事が出来ますね。
そして次第にデッサンが慣れてくると頭の中で描く事も出来るようになります。
もし、イメージが膨らまない時
最初の時は何に着目したら良いのか。
この花、葉、枝をどのように使ったらよいのか全く想像もつかない。
そんな事もあると思います。
しかし、それは誰にでもある事です。
そんな時はまずはお手本を見つけ真似をしてみて下さい。
真似る事で貴方のアイデアの引き出しが増えます。
そして、沢山の引き出しが出来たら少しずつ貴方らしさをプラスしていけるようになります。
造形的フラワーアレンジメントを作り方
ここでもう1つポイントは花の特長を表現しながら描く事です。
1本1本の花を確認しながら書くのではなく、例えばドウダンツツジなら横に広がっているな
オーニソガラムは曲線が綺麗だな
アイビーなら垂れ下がっているな
モンステラなら大きな丸い葉がダイナミックだな。と言ったその植物の魅力。
そして、もし出来るのならそれと一緒に固定観念も崩して遊び心を持って花を見てみると新たな花の魅力を引き出せます。
例えば、真っ直ぐ伸びた葉を横に折ってみよう。
フトイも折って下に下がるような動きを出して見よう。
そんな遊び心です。
では、イメージが出来上がりましたら実際花をとりアレンジを始めます。
準備に書いたデッサン画はあくまでもイメージです。
実際アレンジする時は花の魅力を活かすよう柔軟に感がる事も心掛けながらアレンジをしましょう。
いわば、メインの形は貴方が考えた造形デザインの象徴的な存在になるので
それ以外の所ではその花の個性が第一優先という事になります。
おわりに
如何でしたでしょう。
造形的フラワーアレンジメントがいかに自由なアレンジであるか。
そして、花や葉の使い方で魅力を活かすアレンジメントであるかお話ししてきました。
ただ、言葉にすると少し難しく聞こえてしまうかもしれません。
もっと平たくお話をすると貴方の花が好きだ。
花の姿って綺麗だな。と思う気持ちをそのまま花に映し出す事です。
頭で考えるより、実際活けてみる。
いわゆる体験するとは、見る事で理解する事で造形的フラワーアレンジメントを習得する事が出来ます。
是非、ブーケットパフュームのフラワーアレンジメントで気に入ってくださった作品がありましたら
花の使い方、葉の使い方、枝の活け方などを真似してみて下さい。
そして更に、より深く造形的なフラワーアレンジメントをご自身のアレンジメントのヒントにしてみたい
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