こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【フラワーアレンジメント 手入れ方法】もらった花を上手に手入れをして日持ちさせる管理方法
と言うタイトルでお届けします。
もらったフラワーアレンジメントを長く楽しみたい
花を頂くと大きな感動を感じます。
季節の花から感じる楽しさ、可愛らしく咲く花の愛おしさ、大きく開いた圧巻の美しさ。
そして何より、花を頂いたことへの感動は大きく、より一層その花が輝いて見えます。
相手の気持ちが詰まった花。綺麗に咲いた花は長く楽しみたいですね。
それではどのように手入れをして、管理したらフラワーアレンジメントが長持ちするのか。
その方法とコツをお話ししたいと思います。
花にとって良い事、悪い事
それでは花にとって良い環境、必要な事と、花にとって悪い環境をまとめてみたいと思います。
-花にとって良い事
花は人間と同じ、適度な水分、適度な太陽の日差しが必要です。
水分は切り口から、そして葉や花びらと言った表面から水分を補充します。
花には温かい日差しが必要で、その日差しがあるからこそ、美しく花を開かせることが出来ます。
但し暑さには基本苦手です。(花によっては強い花もあります)
-花にとって悪い事
花にとって悪い事は、水が無い事、そして空気が乾燥している事。
日が当たらず暗く寒い事です。
更に、蒸れやカビの発生など不衛生な環境も良くありません。
フラワーアレンジメントの手入れと管理方法
花にとって良い事、悪いことをまとめると次のような手入れと、環境で管理する事が大切だと分かります。
-水の補給
オアシスには常に沢山の水を入れます。
空気が乾燥している時は花が吸い込む水の他、水は空中に蒸発してしまう為予想以上に水が減っています。
水は毎日足して、常に沢山水が入っている状態である事が大切です。
-置き場所
明るく場所が最適です。又は直射日光が直接当たってしまうような窓際に置くは避けましょう。
暑さがこもってしまうような場所(空気の流れが悪い所)も避けます。
その為、明るく涼しい所。又は明るく窓から離れた場所が花を長く楽しむ事が出来る置き場所です。
乾燥も花にとって大敵です。
扇風機、エアコンの風が当たらない場所がおすすめです。
風が当たると乾燥に弱い小花はしおれてしまったり、葉が乾いて落ちてしまったりします。
-清潔を保つ
暑さで蒸れると葉や茎の傷口から細菌が繁殖し、カビが発生します。
そのようなカビは他の健康な花に移り、他の花まで悪くしてまします。
特に、オアシスの上に落ちてしまった葉や花びらが水分を含み蒸れてカビを発生させることがあります。
オアシスの上に葉や花びらが落ちてしたら拾って常に清潔な状態を保つようにします。
また、水あげの際に花に水がかかり花にカビが生えてしまう事もあります。
ガーベラやバラは特に注意が必要です。
バラは花びらが茶色くなりますので、そっとその花びらだけを取ってあげて下さい。
早い段階でやらないとどんどん広がり花自体を悪くしてしまいますのでご注意ください。
花に水がかかってしまった時はタオルなどで水分を吸い取ってあげて下さい。
フラワーアレンジメントを清潔に保つには、花の事を良く観察し悪くなったを花や葉をこまめに掃除する事です。
もらった花の4つの楽しみ
もらった花を楽しむ方法はただ眺めるだけではありません。
1つのフラワーアレンジメントで4つの楽しみ方がありますので、是非ご参考にして下さい。
-小さなアレンジメントにして愛でる
花を大事に管理し、手入れをしてもいずれか花は悪くなってきます。
悪くなった花を抜いていくと花に空間が出来アレンジメントは崩れてしまい、元気な花すら美しさが半減してしまいます。
そんな時は、花を短く切って小さなアレンジメントに作り変えてみましょう。
器はそのままでも、他の小さなコップに入れ変えても良いですね。
花が見違えるほど綺麗さが戻ります。
小さくなった花は今迄飾れなかったちょっとした空間に飾る事が出来ます。
洗面所、トイレ、台所など。
目につく所に飾ってあげると常に花が目に入り楽しくなりますね。
-花をドライフラワーにインテリアにする楽しさ
花が枯れてしまう前に、頂いたフラワーアレンジメントを記念としてドライフラワーにして見るのも素敵なプロセスだと思います。
ドライフラワーにして残す事で、花を下さった方の気持ちを常に感じる事が出来ます。
そして、もらった時の感動も常に感じる事も出来ます。
薔薇、カスミソウ、スターチスなどはドライフラワーになりやすい花です。
そんな花を2.3本束にして、フラワーアレンジメントのラッピングについていたリボンで結べば可愛いインテリアになりますね。
-花の写真に撮り感動を思い返す楽しさ
ドライフラワーと同じく、花を残す方法の一つとして写真を撮る事はおすすめです。
撮影した花は下さった方に、「こんな風に飾ってます」と感謝の気持ちを添えて送ると喜ばれると思いす。
そして写真を保存しておくことでその花をいつでも見返す事が出来、嬉しかった気持ちが、花の美しさなど感動を思い返す事が出来ます。
-花を育む楽しさと、花を長持ちさせる楽しさ
花には、育む楽しさもあります。
スプレーカーネーション、スプレーバラ、カスミソウと言ったスプレー咲きの花には蕾が付いているので、その蕾を咲かせることで花をより長く楽しむ事も出来ます。
朝起きた時、仕事から帰宅した時、それまで蕾だった花が開いているのを見ると、その生き生きとした姿に元気をもらい嬉しくなります。
そんな楽しさ、喜びを感じるには正しい方法で花の手入れをし、管理する事が大切です。
フラワーアレンジメントは、ただ眺めるだけではなく、育む楽しさを実感してください。
花に元気が無くなってしまったら
どんなに一生懸命にフラワーアレンジメントの管理と世話をしていても、ちょっとした事で花が元気が無くなってしまう事があります。
そんな時は、その花をオアシスから抜いて、水の中で切り口を1センチほど切り戻してください。
ポイントは水の中で切る事。
花ばさみが無い方はどんなハサミでも良いのですが、よく切れるハサミで切る事が大切です。
切った花はそのまま切り口が水につかる状態で水につけておくか、
もしくは深めの花瓶に水を沢山入れて花から下が水につかるようにしてして下さい。
イメージとしては花全体から(花びらは濡らさないように)水を吸わせてあげる事です。
この時、新聞紙に花を包み、下に向いている花を上に向くように軽く、優しく支えて下さい。
あまりきつく包むと花びらが折れたりして傷んでしまいます。
半日ほど水につけたら、水から出して花が元気になったチェックします。
もし、駄目なら、もう半日やってみましょう。
フラワーアレンジメントその後のオアシスの処分
花がいよいよ悪くなり花が無くなった後、オアシスの処分についてお話をします。
オアシスは一度濡らしたものをもう一度使う事は出来ません。
もし、濡らしたままにして次に使おうと思っても、オアシスからカビが生えてきます。
また、乾かして、必要な時にまた濡らして使おうと思っても、一度乾いてしまったオアシスは二度と水を吸いません。
従って、使い終わったオアシスは普通ごみと一緒に捨てます。
水分を含んだままでは、ごみが重くなるので、小さく切って手で軽く絞ると良いです。
花器は綺麗にして何か入れ物にしたり、他の使い道を探すと可愛いインテリアになります。
まとめ
花は、私たちが心を込めてお世話をしてあげるとそれに応えるように元気で美しい姿を見せてくれます。
朝、又は夜。1日1回、花に水をあげながら、花の様子を見てあげて下さい。
そんな花との時間に花の変化に気付いたり、新たな花の魅力、美しさに気付く事があります。
更に、綺麗な花を眺めるるのだけがフラワーアレンジメントの楽しさ、魅力ではありません。
花に触れる安らかな時間を過ごせる事が忙しい私達にとって新鮮なひと時、リフレッシュ出来る時間になります。
是非、そんな花との時間を楽しみながら、花を管理しお世話をしてあげて下さい。
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