こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【秋 フラワーアレンジメント】フラワーデザインのコツとポイント。秋の表情からヒントを得て
と言うタイトルでお届けします。
秋の鼓動を感じるフラワーアレンジメントを目指し
「秋を感じるフラワーアレンジメントのデザイン」と言っても様々な秋の花の姿があります。
初秋と呼ばれる秋の始まりから、燃え散るような秋が終わる頃の晩秋。
その時々で私たちの目の前に広がる景色も、そして私たちが五感で感じる秋の匂いも違ってきます。
その為、「秋」と言っても様々な印象を受け
これほどまでに表情が豊かな季節なないと思います。
その為、秋の始まりは沢山の花や収穫に喜びと心が躍るワクワク感を感じますが
秋の終わりになると過ぎ去った楽しい季節を惜しむかのような寂しさを感じます。
心に響くフラワーアレンジメントとは季節の移り変わりと共に変化する私たちの心境を映し出す事で共感し心に響くのだと思います。
例えば、夏が終わる頃に真夏のキラキラした花を見ても「綺麗」とは感じても過去の出来ごとの様に思えて「花に共感」とまではいきません。
しかし秋を感じる花を見た場合は次の季節への期待感から心が自然と反応するのは想像できます。
早すぎない程度に、1歩2歩先を行く花に私たちは心躍るのだと思います。
では、これから始まる秋のフラワーアレンジメントはいったいどんな花が心に響くのか
フラワーアレンジメントのデザインを考える時のコツとして、その花の提案と
フラワーアレンジメントのデザインのポイントをお話ししていきたいと思います。
アレンジメントのデザインは記憶の中に
夏の終わりから夏の花へとバトンタッチするかのように秋の花が咲き始めました。
秋の景色を目を閉じて想像してみましょう。
昔見た景色、貴方の庭。何か思い出される景色にはどんな花が咲いてますか?
花の姿、様子、色やその周りの景色。
庭でなくても、秋を特集した雑誌の1ページでも映画の1シーンでも構いません。
私の景色は、黄金色に輝くススキ。くすんだピンク色のバラやシックでビビットな色彩。果物や野菜の豊かな穀物に賑わう町。
そんな景色が頭の中に広がります。
土の中から活動的に成長し、花を咲かせ、秋の爽やかな風に吹かれてます。
逞しい生命力と、そして風に身をゆだねるようなしなやかな花姿が広がります。
フラワーアレンジメントとは自然や記憶の中の1ページからインスピレーションを感じそれを表現する事で私たちに寄り添う存在となるのだと思います。
その為、日々目にしたものから感動する事は大切です。
それがフラワーアレンジメントを作る上でのヒントになり
そんなヒントを見つれる事が季節感を感じる花を作るコツでもあります。
活動的な花の姿を表現
こちらのフラワーアレンジメントはパンパスグラスをメインに、秋の花、スプ―咲きのダリア、フジバカマと、ブラックベリー,野ばらでアレンジしました。
暖色の温かさと、くすんだピンクのフジバカマ、ダリアが他の季節と違って秋のシックな色に染まってます。
また、秋の豊かな穀物をイメージして、野ばらの実やブラックベリーは大きく使い「豊かさ」を表現しました。
繊細なダリアのスプレー咲きも長く、そして上に向けて使う事で花の喜びを感じられるように活けました。
アレンジメントのポイント
《ポイント解説》
その1.パンパスグラスは一番奥、手前、その中間と3つの配置で活ける事で奥行きを出すようにアレンジしました。
その2.パンパスグラスが重ならないように三角形を描くように活けました。
その3.左にパンパスグラスをまとる、右に大きな空間を作り、空気感を演出のしました。
花から季節を感じて
フラワーアレンジメントの魅力は美しい花を身近に感じられる事だけではなく、季節を味わい、それを喜びとして感じる事が出来る事だと思います。
もし、季節感が無かったら、花はもっと単調になり、私の人生もこんなに豊かにはならなかったでしょう。
特に、その中でも秋は特別です。
一番豊かな表情を魅せてくれる季節は他にあるでしょうか。
だからこそ、私はこの変化の激しい秋に自然のドラマチックな姿を感じ、そして感動するのです。
秋のフラワーアレンジメントはそんな一瞬一瞬を花に表現できら良いのではないでしょうか。
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