こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 赤】秋の赤い葉、枝物5選と大きなアレンジメントのすすめ
と言うタイトルでお届けします。
秋のフラワーアレンジメントに欠かせない赤い葉。
そんな赤い葉は秋のフラワーアレンジメントに季節感を演出してくれるエッセンスになります。
本日皆様にご紹介したいのは、そんな秋のフラワーアレンジメントにおすすめの紅葉した葉と赤い枝の枝もの5種類です。
赤く光沢のある枝が美しい黒ミズキ
黒味のかかった赤い枝をした枝もの「黒ミズキ」です。
ツヤツヤとした枝は細く、中心から脇枝を出し真っ直ぐ伸びる枝が魅力です。
とても使いやすい枝ものなため、枝もののフラワーアレンジメントが初心者の方でも扱いやすく、簡単にアレンジできます。
しなやかで矯めて使う事も出来るため、様々デザインに応用でき楽しい枝ものです。
これからの秋のアレンジメントは勿論。
特にクリスマスを演出するフラワーアレンジメントに人気のある枝ものです。
写真の大きなフラワーアレンジメントでは2つの枝ものを使う事で葉の付いた紅葉満載の時と、葉が落ちた時の寂しさを演出し
秋の時の流を感じるフラワーアレンジメントにしました。
黒ミズキの仲間では他に、真っ赤な「サンゴミズキ」、爽やかな黄緑色の「ミズキ」があります。
シックな赤い葉が魅力の紅スモモ
褐色かかった赤がシックな紅スモモ。
丸く小さな葉が可愛く、細かく切って小さなフラワーアレンジメントに使う事も出来ます。
秋のどんな色の花とも合う色で、赤、オレンジ、ピンクなどの他に、白やレモンイエローと言った爽やかな明るい色と合わせてみても楽しいのではないでしょうか。
アレンジメントにも使いやすい枝ぶり、葉の大きさで、秋のアレンジメントの幅が広がる枝ものです。
例えば、小さなアレンジメントでしたら、花と花の間から除くように紅スモモの葉をアレンジしてみたり
大きなフラワーアレンジメントではダイナミックに長く使い
空から紅葉した葉が落ちてくる秋の美しい景色が想像できるアレンジメントは如何でしょうか。
紅スモモを使う時は水上りが少し良くない為、枝を割って(場合によっては叩いて)断面を増やしてしっかり水揚げをしてあげる事が大切です。
落ち着いた秋の終わりを感じるようなシックな紅スモモです。
是非素敵なフラワーアレンジメントをどうそ。
ベビーバンズで豊かなグリンアレンジを
秋の紅葉グリンの中でもダントツの人気を誇るベビーバンズ。
赤、黄色、オレンジ、グリンと葉の色は美しいグラデーションを見せます。
そのため、ドラマチックな秋のフラワーアレンジメント作りには欠かせない葉です。
また、大きく広がった葉にはとてもボリュームがあり、秋の豊かさを感じるアレンジメントになります。
枝先の小さな葉がとても可愛らしく、アレンジメントの特等席に使ってあげると可愛い葉が引き立ちます。
但し、秋の初めは色を吸わせ赤くしたベビーバンズが出回っています。
色を吸わせたベビーバンズはドライフラワーのように乾き、葉が縮れてしまいます。
しばらくすると天然の紅葉したベビーバンズが出回るので私はその時まで待って使いたい
たいと思います。
それまではどんなアレンジメントを作ろうか、空想の花を楽しんでみましょうか。
オリエンタルな香りのする唐胡麻
葉も枝も、実までも全てが赤くなる唐胡麻。
その赤い色はピンクともいえる鮮やかさで、一度見たら忘れられないほど綺麗な枝ものです。
竹の様に節があるのでオリエンタルな印象も感じ
何処かミステリアスな印象も感じるのが唐胡麻の魅力です。
ただ、このような個性的な枝ものをどのように使ったら良いか迷う方も多いいのではないでしょうか。
菊やシンビジウム、百合など大輪の花と唐胡麻のインパクトに負けない花をメインに使うと良いです。
また、オリエンタルな花と合わモダンなフラワーアレンジメントをイメージしたら素敵なアレンジメントが出来るのではないでしょうか。
このように個性的な花は花合わせが難しく感じますが
ピッタリはまった時は他の花よりずっと印象的なアレンジメントを作る事が出来るので楽しいです。
大きなフラワーアレンジメントに使う時は魅力でもある枝を魅せるようにアレンジしましょう。
花と枝ものでバランスを取れば艶やかな艶やかなアレンジメントが完成します。
チャレンジする時はまずは少ない花と合わせて見て、感触を確かめてみるのも1つの方法です。
是非、オリエンタルでミステリアスな唐胡麻で素敵なフラワーアレンジメントと出会ってみて下さい。
使いやすさ1番の紅葉ヒペリカム
赤、白、ピンの小さな実が付き通年通して人気のヒペリカム。
秋の季節になると葉が赤く紅葉したヒペリカムが出回ります。
矯める事で曲線を作り形を変える事が出来る枝はアレンジメントにとても使いやすい枝ものです。
大きなフラワーアレンジメントに長いまま使い、赤い葉をアクセントの様に使う事がおすすめです。
曲線的なラインを作れば、華やかなアレンジが完成します。
おわり
秋のアレンジメントにおすすめの赤い枝もの、葉を5種類紹介してきました。
どの葉、枝ものもブーケットパフュームの秋の大きなフラワーレッスンで実際使ったものです。
特に枝ものを使うと一気に花が赤く染まり
情熱的な植物の生きる姿や、季節の時を感じるようなドラマチックなフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
赤い色は同じ暖色の花と非常に相性が良いです。
オレンジ、黄色(茶色味かかった)、ピンクなどがお勧めですが、紫や白、そして黒い花と合わせてみると他にはないアレンジメントが完成しそうですね。
そんなワクワクを胸に、まだまだ赤い秋のフラワーアレンジメントを楽しんでみたいと思います。