【ユリ 生け方】3つの条件がユリの生け方を華やかに変えるフラワーアレンジメントの作り方のコツ/フラワーアレンジメント教室 横浜

アレンジメントの作り方

こんにちは。

横浜市泉区大きな花のフラワーアレンジメント教室ブーケットパフュームです。

 

本日は

【ユリ 生け方】3つの条件がユリの生け方を華やかに変える/フラワーアレンジメント教室 横浜

と言うタイトルでお届けします。

 

百合を使って華やかなフラワーアレンジメントを

こんにちは。

横浜市泉区の自宅リビングで大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室を主宰しています

元ホテル専任フローリスト

ブーケットパフュームの相沢知美です。

 

一年を通して楽しむ事が出来るユリの花。

香りが豊かなオリエンタルリリー

中輪の大きさが使いやすいスカシユリ

 

色も豊富で、清楚な印象の白、可愛らし大人の女性のようなピンク、情熱的な赤、明るく楽しなる黄色やオレンジ

その時作りたいフラワーアレンジメントのイメージに合わせて色を選ぶ事が出来るのは楽しいですね。

更に、ユリをフラワーアレンジメントに使うと華やかになり、ユリのエレガントな雰囲気がその場の空気を包み込みます。

 

そんなユリをフラワーアレンジメントに使う時はユリの華やかな姿を引き出してあげる事が大切です。

 

では、どのように使えばユリの華やかな印象を引き出せるのか。

本日は花歴20年以上のブーケットパフュームが解説したいと思います。

フラワーアレンジメント ユリ

 

「花の向き」で花の表情が変わる

ユリの花をフラワーアレンジメントに使う時、一番迷うのは「花の向き」だと思います。

ユリに限らす花には「向き」と言うのがあります。

バラでも、ガーベラでも花には向きがあるという事ですね。

 

花は、今にも枯れてしまいそうな元気のない姿も

これから大きく開き生き生きとした姿にもどちらにも見せる事ができるのです。

 

その為、間違った花の向きをしてしまうと「元気のない花の姿」になってしまい

そんな花を見ても人は感動する事は出来ませんね。

そしてそんなユリを見た人は「もうすぐ枯れてしまうんだな」と間違って認識してしまいます。

それでは、ユリも可愛そうですね。

 

それよりも、そのユリを見ただけで、「気持ちが明るくなり、元気をもらえた」

「花の生き生きと華やかな姿に感動した」と思えた方がユリを見た人も、そしてユリも嬉しいですよね。

 

ユリの花をフラワーアレンジメントに使う時、どんな視点で花の正面を決めたら良いか迷う方も多いいと思いますが

答えは花が生き生きとして見える」所が「正しい花の向き」になり

それには、ユリの3つの場所を見極める必要があります。

 

3つの条件で花は華やかに見える

では、ユリの正しい向きを見つけるには、具体的にどんな所を見たら良いのかお話をしてみたいと思います。

 

1.ユリの雌しべの向き

ユリの雌しべがピンと上を向いているとユリが生き生きとして見えます。

2.ユリの花びらの開き方

ユリの花びらは1枚づつ大きさや広がり具合が違います。

そんなユリの花びらは大きく見える方を上にすると花が生き生きとして見えます。

逆に花びらが大きく見える方が下になると、花が垂れ下がって見え元気のない花に見えてしまいます。

3.つぼみの向き

ユリは茎の先端に花が何輪か咲きますね。

同じ所に花が咲くので、開いた花を使おうと思っても蕾も一緒に使う事になる場合が多くあります。

(場合によっては、花を1輪づつ茎から切り離して使います)

 

そのため蕾の向きも花の印象に大きく関わるという事になります。

蕾も上向きだと生き生きと見え、下向きだと元気が無い姿に見えてしまいます。

 

このように、花が生き生きと華やかな姿でアレンジするには、めしべの向き、花びらの開き方、蕾の向き

この3つを観察し、アレンジメントすると華やかなフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。

 

花の向きに迷った時のユリの向き

しかし、花も自然が作ったものです。

雌しべの向き、花びらの開方、蕾の向き。この3つが揃わない事も多くあります。

例えば、雌しべは上向きなのに、花びらの開き方は下になってしまう。

または、雌しべも花びらの開も上向きになっているのに、蕾だけ下向きになってしまう時です。

 

そんな花が華やかに見える3つの条件が揃わない時、どこを優先してユリの向きを決めたら華やかなフラワーアレンジメントを作る事が出来るのでしょうか。

 

これは花を少しずつ回して決めるとよ良いのですが

私の今迄の花の経験から言って、大抵雌しべを少し横に傾け、花びらの開を上にする。

または、蕾だけ向きが合わない時は、蕾を茎から切り離し、蕾だけで使う。

いった方法で解決します。

これは「丁度中間をとる」というイメージですね。

 

蕾は切り離す事で調整できますが、雌しべの向きや、花びらの開はどうしても調整は出来せんし

かと言って何方を優先しても、残念ながらユリの花は華やかには見えないのです。

フラワーアレンジメント ユリ

 

ユリを使った大きい花のフラワーアレンジメント

では、最後にユリを使った大きい花のフラワーアレンジメントをご紹介したいと思います。

このアレンジメントはどれも大き花のフラワーレッスンで見本としてアレンジした花だったり

生徒さんがアレンジした花だったりします。

ユリの花の華やかな姿を感じる事が出来ますね。

お正月アレンジメント ユリ

 

ユリを使った華やかフラワーアレンジメントのまとめ

今回、ユリの生け方としてフラワーアレンジメントが華やかになる3つの条件として

花の向きの見極め方をご紹介してきました。

ユリに限らず、どんな花でもその花をよく観察し、その花が最も美しく見える所を探してあげると花はとても輝きます。

 

そして花と向き合う時間が、とてもかけがえのない楽しい時間にもなります。

1輪1輪花に向き合う事は、忙しい日々の時間の使い方とは真逆になるでしょう。

しかし、大切にアレンジすると、そのフラワーアレンジメントの華やかさも大きく変わります。

 

私の大きい花のフラワーアレンジメントレッスンでも、生徒さんには、花の向きを正しく見てアレンジする事を繰り返しお話ししています。

そんな生徒さんの作品は、皆さんフラワーアレンジメントの経験が無い方から

経験が浅い方など様々ですが、レッスンを重ねる毎に上達しています。

 

それでは、最後までご拝読下さりありがとうございました。

ユリの雄蕊の花粉の取り方についての動画も是非ご参考にして下さい。

それでは、ユリの花で華やかなフラワーアレンジメントを是非楽しんで下さい。

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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