【フラワーアレンジメント 基本】オアシスが隠れない葉、花の間違った使い方。基本のアレンジメントの作り方で解決。/フラワーアレンジメント教室 横浜

アレンジメントの作り方

オアシスが隠れない時はフラワーアレンジメントの基本を見直す

こんにちは。

横浜市泉区。1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフューム 相沢 知美です。

 

私が、フローリストとして修業をしていた時、何度も注意された事があります。

それは、「オアシスが見えている」という事でした。

 

同じ量の花、葉っぱと言った花材を使っても何故か他の人のアレンジメントは

オアシスがしっかり隠れている。

こんもり綺麗にフラワーアレンジメントが出来ている。

同じ花。同じ量なのに・・・何故なんでしょうね。

 

確かに、花には個体差が合って、スプレー咲きのカーネーションやアルストロメリアなどは花の咲き具合に差がある場合もあります。

そのような花材でフラワーアレンジメントを作った時は確かにオアシスが隠れなかったりします。

 

しかし、オアシスが隠れないな・・

見えてしまうな・・・

と、思う時は、花の咲き具合だけではなく、フラワーアレンジメントの基本を見直す事で解オアシスの悩みを解決する事が出来ます。

 

そこで本日は

【フラワーアレンジメント 基本】オアシスが隠れない葉、花の間違った使い方。基本のアレンジメントの作り方で解決。/フラワーアレンジメント教室 横浜

と言うタイトルで

フラワーアレンジメントの基本をお届けしたいと思います。

 

何故、オアシスを隠すのか。フラワーアレンジメントの基本の考え

そもそも、そんなにオアシスを隠す事って大事なのでしょうか。

私は修業時代、そんな間違った考えも抱いてました。

 

「何故、隠すの?」

「みんなオアシスに刺さっているの知っているのに」

 

その時は、そんな風に思ってましたが、今は真逆。

「オアシスは丁寧に隠すべし」と、思い、生徒さんにも伝えています。

 

何故、こんな風に真逆に考えるようになったのでしょうか。

 

それは、

「フラワーアレンジメントは仕掛けを見せてはいけない」

という考えがあります。

 

オアシス以外もそうです。

例えば、生花のフラワーアレンジメントではあまり使いませんが

ワイヤーを使って花を止める時はワイヤーが見えないように作り

花がワイヤーで止まっている事がわからないように仕上げます。

 

例えば、こちらの大きい花のフラワーレッスンでは、水引きを松にワイヤーで留めています。

ワイヤーのねじりを裏にする

ワイヤーが正面からも目立たないようにするなどの工夫がされてます。

 

他にも

「フラワーアレンジメントの細部、見えない所も綺麗に仕上る」のが美しいフラワーアレンジメントには必要と考えています。

 

例えば

フラワーアレンジメントの背中・・アレンジメントの裏側ですね。

この後ろのオアシスが見えていると良くありません。

 

裏も葉や花でオアシスが隠れている事が理想です。

わざわざ後ろに回って、アレンジメントの裏は見る人なんていませんが

それでも大切な事なのです。

 

これらと「オアシスを隠す」事はとても似ていて

細部まで気を配る

仕掛けを見せない

 

花の美しい姿だけを見てもらう

花の美しい感動を壊すものは隠す

 

「花に感動する」それがフラワーアレンジメントを作る目的でもあるからです。

フラワーアレンジメントの基本的な技術は、何故それが必要かも一緒に考えてみると良いですね。

 

オアシスを隠すために必要な花、葉っぱの基本の生け方

では、具体的にどのようにしたらオアシス隠れるのでしょうか。

それには葉っぱと花の基本的な生け方が大切です。

 

花のバランスでオアシスを隠すフラワーアレンジメントの基本

フラワーアレンジメントは花を生ける時、空間を埋めながらアレンジしていくと、バランスよくアレンジが出来ます。

 

これは、高さ、横幅を決める一番外側の花(アウトライン)と

中心の花を生け

そしたら中心とアウトラインの真ん中に花を刺す。

今度は今刺した花と別の花の真ん中に花を刺す。

 

そんな事の繰り返しをしていく事が、「空間が埋まる」フラワーアレンジメントの基本の生け方です。

 

このフラワーアレンジメントの基本が出来ないとどんなに花や葉っぱを使っても大きい空間が出来てしまい

オアシスが隠れない・・・という事になります。

 

葉っぱの使い方でオアシスを隠すアレンジメント基本の使い方

オアシスは花と葉っぱで隠しますが、基本は葉っぱで隠します。

その為、葉っぱの生け方もとても重要です。

 

葉っぱをオアシス隠しに使う時は葉っぱを横に倒して挿します。

縦て挿してしまうと、葉先が上がりオアシスは隠れませんが

葉先が寝ていれば葉っぱを使い大きくオアシスを隠す事が出来ます。

 

オアシスが隠れない。基本のフラワーアレンジメントの作り方のまとめる

オアシスが隠れない原因は、フラワーアレンジメントの基本である「花や葉っぱの生け方にある」という事でお話をしてきました。

 

花は、空間をバランスよくアレンジ、空間を埋めていく。

葉っぱは横に寝かすように葉の見える表面積を多くしてアレンジする。

 

これら2つのフラワーアレンジメントの基本テクニックで、今迄どんなに花や葉っぱで隠れなかったオアシスも、このフラワーアレンジメントの基本の生け方で解決する事が出来ます。

 

オアシスが見えないフラワーアレンジメントを作って

感動が増幅された素敵なフラワーアレンジメントを是非、沢山の人に届けて下さい。

 

それでは最後まで、ご拝読下さりありがとうございました。

花とヴィンテージドレすの撮影会

 

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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