大きいフラワーアレンジメントを活けてみよう。
こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
今迄、小さい花を何度も活けてきた方が
大きい花に初めて挑戦したい時
大きい花を活ける時と
小さい花を活ける時の違いを比べながら
花材の選び方の違い
更に、大きい花は難しいのでしょうか。
そんな疑問に、自宅のリビングで大きい花を活けるフラワーアレンジメント教室を開催してる花講師歴10年のプロが
大きいフラワーアレンジメントを活ける時に、あると良い花材や
大きいフラワーアレンジメントが難しくない理由などを解説したいと思います
本日は
【大きい フラワーアレンジメント】大きい花と小さい花の花材の選び方、難易度を花のプロが解説
と言うタイトルでお届けします。
大きい花と、小さい花との違い
お店や飲食店。
更に病院や、ホテル、旅館などに行かれた時、それらの場所には大きいフラワーアレンジメントと、小さい。フラワーアレンジメントの両方が飾られている事があります。
ここではそれらの花を思い出しながらお話をしていきましょう。
大きい花と小さい花の置き場所の違い
大きいフラワーアレンジメントは、お店、飲食店に病院、ホテルに旅館などに着くと入り口に大きい花が飾られている事があり、その華やかさに感動したことがあると思います。
さして、受付などのカウンターや、テーブルのなどで小さいフラワーアレンジメントが飾られ楽しい気分、癒しの気分、優雅な気分などを感じる事が出来た事と思います。
そんな事から、大きいフラワーアレンジメントは広いスペースに飾られ
小さいフラワーアレンジメントは狭いスペースに飾られるという
花を飾る場所のスペースに違いがある事がわかります。
フラワーアレンジメントの全体像を見たい時の花との距離間の違い
花を近くで見て、花の魅力、香りを確かめたい
目の前に素敵なフラワーアレンジメントが飾られているのを目にした時。
その花にとっても興味が湧きますね。
花を近くで見てみたい。
どんな花の香がするのか嗅いでみたい。
そんな花への興味から近くに寄って花1輪1輪の美しさを楽しんだり
花の香りがを嗅いで、「この花はこんなに甘い香りがする花なのね」
「こっちの花は甘酸っぱい香りがすとる」
と、花の香を楽しむ事と思います。
これらは花に近寄ってみてないとわからない事ですね。
花を離れた所から見てフラワーアレンジメント全体の美しさを見たい
そしてもう1つ飾られている花を見た時に気になるのが
その花がどんなフラワーアレンジメントなのか。
花の全体像というのも見たくなると思います。
どんな形のフラワーアレンジメントなのか
どんな色合いのフラワーアレンジメントなのか
小さいフラワーアレンジメントは、近くから見ればわかりますが
大きいフラワーアレンジメントの場合、少し離れて見る事が必要になります。
その為、フラワーアレンジメント全体が視界に入る花との距離感といのも必要になってきます。
そんな事から、そのフラワーアレンジメントの全体像を見たい時は
大きいフラワーアレンジメントと、小さいとフラワーアレンジメントでは
花との距離感というのが変わってきます。
大きい花と、小さい花の花材の違いとは
以上の様に大きいフラワーアレンジメントと、小さいフラワーアレンジメントとでは、その花を飾る場所のスペースの違い
更に、その花を見る時の花との距離感の違いがある事がわかったと思います。
そんな事から、大きいフラワーアレンジメントと、小さいフラワーアレンジメントを活ける時は選ぶ花材が変わります。
まず、花を見た人に、花の華やかさ、花のインパクト、そして花の大きさを伝えたいですよね。
その為には
・大輪の花
・長い花
・長い枝もの
・大きい葉っぱ
等を使う事がおすすめです。
大輪の花を使うと、とても華やかなフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
例えば、大輪の花はユリ、ダリア、芍薬、更にアンスリウムなど沢山あります。
枝ものや大きい葉っぱなどを使うと簡単に高さを出したり、横幅を出したりと花の大きさを出す事が出来ます。
春は花を咲かせる枝ものでコデマリ、スノーボール。新緑の綺麗なドウダンツツジもおすすめです。
夏は清涼感のある大きい葉っぱで、アレカヤシ、大きいモンステラ
秋には紅葉が綺麗な枝もので、ベビーバンズ、紅葉雪柳、唐胡麻
冬はロウバイ、猫柳などの枝ものなど
季節の枝もの、葉っぱなどを使う事でフラワーアレンジメントに季節感を出す事が出来すます。
これらの大輪の花、長い花、長い枝もの、大きい葉っぱは実際に私の大きい花のフラワーアレンジメントのレツスンでも必ずどれかを花材として使います。
その中でも頻度が多いいのは
大きい花と長い枝ものですね。
これらの花材を使う事で、簡単に大きい花を活ける事が出来ます。
大きい花を活けるのは難しいの?
大きい花を見た時、「こんなに大きい花を活けるのは難しそう」
「大きい花はプロでないと無理そう」という声を聞きますが
実は大きい花だから難しいという訳ではありません。
その理由は
・大きい花材で活けるので、簡単に空間を埋める事が出来る
・花を短く切ったり、細かく切り分けずに活ける事が出来る
実は、フラワーアレンジメントが難しいと感じるには2つの事があります。
小さいオアシスに、沢山の花、太い茎を活ける時
小さいオアシスに、太い枝、太い茎の花を刺す
小さいオアシスに沢山の花を挿す
この様な場合は花を挿すスペースが大きくなります。
そのため、小さいオアシスに対してこの様な条件で花を挿す事はフラワーアレンジメントの基本的な技術が必要になります。
従って、花の量、茎の太さと、オアシス大きさのバランスと言うのも大切になり
大きいオアシスに沢山の花、太い枝ものを挿す事が難しい事になるわけではありません。
小さいオアシスではフラワーアレンジメントの基礎が大切
沢山の花を、小さいオアシスに挿す時は特にフラワーーアレンジメントの基礎が大切になります。
何故なら
《その1》花をオアシスの正しい位置に挿さないと、後から花を挿せる場所がなくなる
花は、放射線状に活ける事で、沢山の花を挿す事が出来ます。
もし、これが出来ていないと
・オアシスの中で花がぶつかり、花を挿す事が出来ない。
・花を挿す深さが浅くなり、花が水落ちしやすくなる。
という事が起きる為です。
小さいオアシスに花を沢山活ける時は、特にこの2点が起きやすくなり
どんなフラワーアレンジメントであってもの基礎であり
更に小さいフラワーアレンジメントを活ける時は時に「放射線状に花を活ける」事が出来ている事が大切になります。
《その2》オアシスが崩れたり割れやすくなる
花は花と花の間に均等に活ける事が空間が埋まり、完成してくことが理想です。
しかし、花が右に寄ってしまい、左にまた大きい空間が出来てしまいます。
花の空間が埋まらないと、オアシスに花を多く挿すようになってしまい
オアシスが崩れたり、割れたりしてしまいす。
そのため、オアシスが大きい方か沢山の花を挿す事が出来るという事になります。
花の使い方は長く使う
大きい花を活ける時は、小さい花の時の様に細かく花や葉っぱを切らず
大きく、長く使うようにしましょう。
例えばこちらのフラワーアレンジメントでしたら花器の縁撮りに使っているレザーファンは
小さいレザーファンなら葉っぱ1枚使っています。
オアシス隠しに使っている葉っぱも、1/2位ずつ切り分けて使う事で空間を埋めていきます。
花も細かく切り分けては高さ、幅、奥行き感が生まれないので、長く使います。
スプレーカーネーションなどなどのスプ―咲きの花であっても
脇枝ごとに切り分けずに1本で使うか
1/2位で使うなど花を活ける所の大きさに合わせて花の長さを使い分けるなど
小さい花を活けるように花や葉っぱを細かくせずに大きく、長く使いましょう。
まとめ。大きい花を活ける時は
大きい花と、小さい花の違いについてお話をしてきましたが
大きい花は大輪の花、長い花、枝もの、葉っぱでその空間を埋めるのに最適な花材で
このような大きい花材を使う事で、少ない花でも、ボリュームのある花を活ける事が出来ます。
実は、私の大きい花のフラワーレッスンの生徒さんもフラワーアレンジメント初心者の方も多く
皆さんそれでも、フラワーアレンジメントの基礎を大きい花で学びながらアレンジしていただいてます。
大きい花を活ける時は花材を選び
そして、大きいオアシスを準備する事と大切と言えますね
ブーケットパフュームでは、大きい花をアレンジしてみたい方に
大きい花を活ける基本的な技術から
枝もの、葉っぱの使い方
そして、大きい花を華やかに活ける為の花の使い方などをお伝えしています。
1月のブーケットパフュームの大きい花レツスンはこちらです。
ご興味のある方は随時開催の体験レッスンでお待ちしています。