こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
花瓶に花を美しく生ける、2つのポイント
ブーケットパフュームでは只今、花瓶レッスンをしています。
1回目は花を生ける為の基礎知識として
花の切り方、水の量、飾り方
そして、水替えの方法についてお話をしました。
◆参考記事~水替えの頻度、飾る場所など
https://bouquet-perfume.com/15786/
2回目の今回は花瓶に花を生ける、技術的なお話をしました。
その時にお話をした事を含め、今回は花瓶の生け方で大切な
2つのコツをご紹介したいと思います。
花と花瓶の高さのバランス
まず
1つ目は「バランス」です。
花を生ける上では、バランスと言えば
・花の配置
・花の選び方など
など様々なバランスがございますが
特に大切なのは
・花瓶と花の、大きさのバランス
例えば、一輪挿しの様な細長い花瓶に花を飾る時の花の高さや
丸い背の低い花瓶に生ける時の花の高さ
横の広がりのバランスです。
これらは、比率で考える事が出来ますが
一輪挿しの時の、花と花瓶の高さと
丸く低い花瓶の時の、花と花瓶の高さでは
それぞれ比率が変わります。
今日は皆様に比率の代わりに、ヒントだけお伝えしたいと思います。
それは、「1つ1つの花」だけを見ないで
花瓶の下から、生けた花全体を見る事。
花と花瓶、全てを1つの花として見る事です。
その為には、花から近いと視点が狭くなる為
花から離れて全体を見る事で花と花瓶のバランスを確かめる事が出来ます。
奥行を出すように花瓶に花を生ける
続けて2つ目に大切なのは
「奥行きを出す」です。
私の1m越す大きいフラワーアレンジメントレッスンでも奥行きが大切。という話は何度もさせて頂いており
こちらのブログでもお話をしています。
◆参考記事 ~平面的より奥行きを出す方が良い理由と、作り方
https://bouquet-perfume.com/3904/
特に、一輪挿しのような細長い花瓶に花を生ける時は、より奥行きを意識して欲しいと思います。
何故なら、
沢山の花が入らない一輪挿しでは、花が平面的
もしくは、花が一直線になり、奥行きを感じる事が出来なくなるからです。
葉や、動きのある花、前後に添える事で奥行を出す事が出来ます。
以上の様に、花瓶に花を生ける上で大切な2つのポイントとして
・バランス
・奥行
についてご紹介させて頂きました。
夏はガラスの花瓶に生けると、水が光を反射し、キラキラと輝きとても美しく感じます。
更に、見ているだけで、涼しげな気持ちになる事も出来ますね。
そんな花瓶の花を楽しみたいという方に、お役に立つことが出来ましたら幸いです。