こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
一番悩む。青い花との組合せ
花の色の組み合わせには様々なパターンがあります。
その中で、皆様も好きな色の組み合わせがあるかと思います。
しかし、その一方で苦手な色の組み合わせもあるかと思います。
苦手・・というのは、「この色の花に何色を合わせたら良いかわからない」
「想像がつかない」「ピントこない」
という色です。
私の肌感覚では青い色の組み合わせに特に悩まれているように感じます。
その証拠に、後ほどご紹介をしますが私のこのブログでは青いに合うピンク色をご紹介したブログが長い事人気の記事となっています。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 青】花の色合わせ。青と赤い花で生けるマスアレンジメント。配置、花材紹介
というタイトルでブーケットパフュームの1mを越す大きいフラワーアレンジメントレッスンの作品と共にお届けしたいと思います。
青く染めた菊の花をご紹介します。
こちらの大きいフラワーアレンジメントは、大輪の青い花がパッと目に飛び込む作品となりました。
その理由は、青い花がとても大きな菊の花で、幾重にも重なった豪華さ、
更に、珍しい青い菊である事が理由かと思います。
実はこの菊は、白い菊に青い色水を吸わせ着色した菊の花です。
近年、この様に着色した花は人気となり、この色を染めた菊の花も市場ではすぐに売れてしまう程です。
そして、発色の良い事から人工的で、自然が作り出す柔らかさ、温かみのある色ではないものの
自然界には無い花の色
そしてアートの様な美しい花の魅力を感じる事が出来ます。
青い花と赤い色の花の組み合わせの印象
赤い花の種類
それでは、今回私がご提案する青い花に合わせる色は、赤い花です。
レッスン作品で使用した赤い花は、「ケイトウ」です。
更に、「スズバラ」というオレンジ色の大粒の実が沢山ついた枝ものも一緒に合わせています。
バラ、ダリア、カーネーション、ガーベラなど沢山ありますね。
小さな花でしたらヒペリカム(実もの)も可愛いのでお勧めです。

青い花と赤い花の印象とは
さて、青い花、赤い花。どちらの色も「光の三大原色」「色の三大原色」と言われるほど印象が強い花であり
どちらも力強い印象がある色のため
この赤と青を組み合わせると、重厚感と、フォーマルな正統さ
更に男性的な強い印象を感じる色合わせになります。
青と赤い花に白い葉、花を合わせる
そこで、今回はその印象を柔らかくするために、白い斑入りの葉を使いっています。
他にも白い斑入の葉はアイビーなどもございますが
ここで注意をして頂きたいのは、真っ白い花を入れるとより一層、赤と青、更に白のコントラストが強まり、一層印象が強くなる事です。
もしも印象を柔らかくしたい時は先にご紹介したような斑入りのものや、カスミソウや、レースフラワーなど、細かい花を入れるととても柔らかい印象になります。
花の生け方、配置。マスアレンジとは
フラワーアレンジメントの花の配置には
①同じ種類の花、同じ色の花をまとめて配置する生け方
②同じ種類の花、同じ色の花をアレンジメントの中で散らして生ける
と、2つの生け方があります。
今回の大きいフラワーアレンジメントの作品は、生徒様が花器から自由に選び、デザインも、花の配置も自由に考えて頂いた方の作品ですが
①のまとめて花を生ける方法で生けられました。
と言うのも、赤いケイトウ、オレンジ色のスズバラは右に
青い菊の花は左にと、左右に分けて花を生けています。
このように花の種類、又は色を分けて生け方を「マスアレンジ」と言います。
◆参考記事~色合わせゆり大切な事とは

アレンジメントの作り方に正解は無い
こちらの大きいアレンジメントレッスンの作品が完成し、花を始めてみた時、花の色が流れるように変化があり、とても感動をしました。
左のスズバラのオレンジ色から始まり、ケイトウの赤、菊の青と移り変わる生け方がとても綺麗でした。
勿論、青い菊を中心に、赤、オレンジ色が散っているような生け方も素敵だったと思います。
「どちらが正解という事はなく、どんな花を生けたいかが大事」という事を常に受講様にお話をしているよう
今回は菊、スズバラ、ケイトウがより一層際立ったアレンジメントが素敵に感じました。
ブログの活用術
さて、これまで青い花に合わせる色として、赤い花をご紹介して来ました。
他にもピンクを組み合わせるとエレガントに
黄色や、グリンを組み合わせると爽やかになり
どんな色とも素敵です。
◆参考記事~青い花に合うピンク色とは



◆参考記事~青い花に合う緑色の花とは



色の組み合わせはフラワーアレンジメントを楽しみたい
花瓶に花を飾りたいという時に必ず考える事になります。
しかし、実はどんな色を組み合わせるかはそれ程難しくなく
花の大きさ、色のボリューム感(量)の方がとても重要に感じます。
私の1mを越す大きいフラワーレッスンでは、様々な花の種類、色の組み合わせをしてレッスンをしています。
その作品をブログにしてご紹介しておりますので
・花の色合わせをもっと上手になりたい方
・花の組み合わせがいつもマンネリになってしまう方
そんな方々は、写真を見て頂くだけでも参考になると思います。
是非、このブログを活用し、皆様の花の扉が開くきっかけになったら嬉しいです。