こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
色、形様々な花器、花瓶、フラワーベースがありますが・・
花のサブスクと共に、花瓶が沢山お店に並ぶようになりました。
丸い物から細長いも
そして、凹凸のあるもの、筒状の物と形が様々ある上
ガラス製、陶器製、そして白、ピンク、青・・・と色とりどりの物があります。
そんな中、「花器」「フラワーベース」という言葉を聞き、混乱をしている方もいらっしゃると思います。
そこで本日は
【花瓶 花器 フラワーベース】その違いと、花を飾るなら花瓶と花器、フラワーベースどれ?
と言うタイトルでお届けします。
花瓶、花器、フラワーベースの違いとは
花器とは
花器とは、フラワーアレンジメントに使われる器の事を言います。
素材は、藤を編んだ籠の物
ブリキ、陶器の物があります。
陶器以外は中にセロハンを敷き、オアシス、水を入れて水漏れをしないように使います。
花瓶との違いは、主に形になります。
オアシスを中に入れて使う為、口が広いもの、深さが無いものもが適していますが
また、陶器の中には花瓶にも花器にも使う事が出来るものもあります。
フラワーベースとは
フラワーベースとは、花瓶の事です。
素材、形に関係なくフラワーベース=花瓶となります。
また、お店によっては、花瓶の事をフラワーベースと表示している所もあります。
花器、花瓶の魅力の違いとは
では、花器と花瓶の魅力の違いとはあるのでしょうか。
花器の魅力とは
花器は、オアシスを中に入れて、花を挿して生ける為、花を自由に使う事が出来ます。
例えば花を横に伸ばしたり、下から挿したり
1本の花を切り分けてオアシスに挿す事も出来、細かく切り分けて使う事で1本の花が2本3本と本数を増やし使う事が出来ます。
花瓶の魅力とは
花瓶の場合は、手軽に花を飾る事が出来る事です。
花器の様にオアシスの準備などなく、水を入れれば花をすぐに生ける事が出来ます。
また、ガラスの花瓶はその透明感と輝きが何と言っても綺麗です。
花を生けるならどちら
花瓶、花器。どれが花を生けやすいか。答えはどれも一緒です。
ただ、生けにくい形・・というのはあります。
例えば、花器でしたら、深さがあるものは水を含んだオアシスを沢山使う為、フラワーアレンジメントの重さが重くなったり、オアシスをセットするのが大変になります。
また、花瓶でしたら、口が広いものは花に隙間が沢山でき、生けた花が動きやすくなってしまい生けにくくなります。
◆参考記事~花瓶の生け方。2つのポイント
夏は花器がおすすめ
夏は、花瓶の水も気温によって温められ、バクテリアが繁殖しやすくなります。
その為、花瓶に飾るよりもオアシスをセットし、花器に生けた方が比較的花持ちが良くなります。
しかし、花瓶に生ける方が、水を入れるだけで花を飾れるという手軽さがあります。
また、お部屋が涼しいなど、環境によっては花器、花瓶どちらも同じくらい花を楽しむ事が出来る場合もあります。
◆参考記事~花瓶の水替え頻度。花を長持ちさせる方法
花器、花瓶。自分に合う方を選んで楽しんでみましょう。
本日は、花器と花瓶の違いと、花が飾りやすいのはどちらか。という事でお話をしてきましたが
最終的にはご自分がどちらが好きか。
そして、ご自分のライフスタイルにどちらが合うのかになると思います。
私も今日は、花の資材店に行き、沢山素敵な花器と花瓶に出会いました。
好みのもの、そして生けやすさ、使い道があるか・・そんな事を考えると気に入っても、これは我慢しよう。と思うものも多いいのですが
今日は、「あんな風に花を生けたいな」「これはお洒落で、色々使えそうだな」と、思えるものばかりでした。
ただ、1つ思うのは気に入ったものは長く愛して使いたいと思う事です。
そのため、本当に欲しい物。これは買わなかったら後悔するだろう。と思うもの。
ちょっとでも妥協せず、1つ1つ楽しみながらを選び集めていきたいと思いました。
物が溢れている時代だからこそ、本当に必要な物を選び
そして、長く使い、楽しみたい。
そんな風に思いました。