こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
黄色とオレンジ色のチューリップアレンジを紹介します
今月はチューリップを中心に春のお花でレッスンをしています。
春は香りが良い花がとても多く、アトリエの中は花の香りに包まれています。
先日のレッスンでは黄色とオレンジ色のチューリップを使いレッスンをしましたが
2つの違うデザインの作品が完成しましたので
【フラワーアレンジメント 黄色】チューリップ、ユキヤナギを使った春の黄色いフラワーアレンジメント
というタイトルでご紹介したい思います。
花々の動きを表現したアレンジメン
1つ目の作品は雪柳で花を囲うようにアレンジした作品です。
このデザインは大きいアレンジメントレッスンのカリキュラムの中でもとても人気な夏のデザインを春の花材で生けた作品になります。
今回とても良かったのは、白い長い花(オーニソガラム)の動きを上手に生かした所です。
その為、オーニソガラムを長く使いアレンジメントのポイントになっています。
このような動きが表現されている花を見ると、気持ちが弾み、楽しくなりますよね。
ファンスタイルの応用アレンジメント
続けてご紹介するアレンジメントは、フラワーアレンジメントの基本手のデザインである「ファンスタイル」からユキヤナギが伸びたでサインです。
アンバランスに左に2本、右に1本と生けながら左右のバランスも取りながら生けていきます。
今回は淡いオレンジ色のアルストロメリアが手に入り、花材に使う事が出来ました。
市場で見つけてあまり可愛さに嬉しくなり、持ち帰った花でしたが、受講生様からも「可愛い~」と好評でした。
このアルストロメリアは通常の花より小ぶりで、茎が長い花でした。
そこで、アルストロメリアを切り分け、アレンジメントに散りばめて使い、アレンジメントに華やかさが増し、フンワリ春らしい装いのアレンジメントになりました。
◆参考記事~黄色と白のチューリップアレンジメント
黄色のチューリップに組み合わせる花の色
今回、黄色のチューリップに組み合わせた色は、オレンジ色のチューリップと、黄緑色のカーネーションです。
黄色とオレンジの組み合わせは可愛らしい印象になりますが、もう少し大人っぽさ、爽やかさを出したい時には黄緑色の花がおすすめです。
黄緑色の花は、バラ、グラジオラス、ガーベラ、トルコキキョウ、カーネーションなどがあります。
その時の花に合わせて選ぶと良いですね。
黄色、オレンジ色の他にも、ピンク色やブルー系のアレンジメントの時にも黄緑色の花はおすすめで、アレンジメントに華やかさ、エレガントさを出してくれる色の花です。
チューリップのアレンジメントの生け方
チューリップをフラワーアレンジメントに使う時は、花が開く事を考えて生けましょう。
チューリップの開き方にはその日の気温や、花の個体差も有りますが、とても開きやすい花であることは間違いありません。
もし、花が開き大きく感じた時は短くして使うと良いでしょう。
また、茎が折れやすいので、花を吸収性スポンジに挿す時、茎の下の方を指先で持って挿すようにしましょう。
その時、挿しにくいと感じた時は、切り口を真っ直ぐに切って生けると挿しやすくなります。
◆参考記事~チューリップを長持ちさせる方法
本日は黄色とオレンジ色のチューリップにユキヤナギを合わせた大きいフラワーアレンジメントをご紹介しながら、アレンジメントのヒントをご紹介しました。
春には沢山の花が出回りますが、どんな花より一番に使いたいのがチューリップの花。
今回は色味としてはシンプルなアレンジメントでしたが、色とりどりのチューリップを集め、カラフルなチューリップアレンジメントで、色遊びをするような気持ちで花を生けるのもおすすめです。
最後にご紹介する花は、アレンジメントではなく、花瓶に生けたチューリップたちです。