こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は明日、明後日の大きいフラワーレッスンの花を市場に仕入れに行きました。
その中から春の花であるアネモネをご紹介したいと思い、皆様にお話をしたいと思います。
アネモネの基本情報
アネモネはギリシャ語の「風」を意味しています。
その語源は長い毛がある種が風に飛ばさされる様子から名付けられたようです。
(ただ、アネモネは球根です)
そして、イスラエルではシクラメンが国花だったのが2013年からアネモネになったようです。
色は白、赤、ピンク、青などがあり、切花では12月から4月まで出回る春を代表する花です
一般的に一重のアネモネが知られてますが、写真のような八重咲の華やかな品種もあります。
アネモネの楽しみ方
花瓶での楽しみ方
アネモネを花瓶に生ける時は水の量は4~5㎝ほどの少な目にします。
そして、水をこまめに変え、切り口を数mm切り戻し更に、茎を洗い常に清潔に保つようにしましょう。
また、切り口は斜めに切り、断面を大きくする事で沢山の水が吸えるようにしましょう。
アネモネをフラワーアレンジメントに生ける方法
アネモネを吸収性スポンジ(オアシス)を使ってフラワーアレンジメントとして楽しむときは、アネモネの茎が柔らかい事から挿しにくさを感じます。
その為、吸収性スポンジに挿す深さが浅くなり、花が十分水を吸えず、花持ちが悪くなってしまいます。
そのため、アネモネを挿す時にアネモネより一回り細い別の花の茎で小さな穴を開け、その位置にアネモネを挿すと深く挿す事が出来ます。
また通常花は斜めに切り、吸収性スポンジに挿しますが、アネモネの様に茎が柔らかい花を挿す時は、切り口が吸収性スポンジで当たり潰れてしまう為、斜めではなく真っ直ぐに切って挿すようにしましょう。
おわりに。
さて、今週末は卒業式とお彼岸が重なり、市場はいつも以上に賑わっていました。
そして、人の数に比例して花もどんどん売れていき、特にお彼岸に使われる菊などの和花はあっという間に無くなっていました。
「朝早くから市場に行くの大変ね」なんてよく言われますが、市場の中は皆、足早に花を選び、脇に抱えた大量の花、長い枝物を狭い市場の中を人の間を縫うように歩きます。
そんな状況の中でも声を掛け合う活気が好きで一度も大変だなんて思った事はありません。
そして、素敵な花が市場に並ぶと、その花を狙って沢山の人が集まり、その様子はまるでバーゲンセールの様です。
そんな緊張感も市場に行く楽しみの人です。
さて、今日ご紹介したアネモネも4月上旬までは生花店で買う事が出来ます。
もし、気に入って下さいましたら花屋さんで手にしてみてください。
それでは、最後にアネモネを使った大きいフラワーアレンジメントレッスンの作品をご紹介したいと思います。
素敵な週末をお過ごしください。