こんにちは。
横浜市 泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
お正月の花として、菊や松と合わせてとても人気なのが
南天と千両、そして万両です。
どちらも冬になると赤い実を付けますが、とても良く似ているため区別がつかなくなることもあります。
本日は、千両と南天、万両の見分け方をお話ししたいと思います。
千両
万両と共に名前からとても縁起の良いとされ、お正月に使われます。
また、商売繁盛の縁起木としても人気です。
【特徴】
実のつき方は枝の先に赤い実をつけます。
赤の他に黄色、オレンジの千両もあります。
花は6月に少し肉厚の花を咲かせます。
葉は小判のような形をしていて
のこぎりのような切れ込みがあります。
枝の先から3枚から5枚ほど放射線状に葉を開きます。
注意点は水が下がりやすいことです。
オアシスに刺す時は深めに挿してあげると安心です。
また、花瓶に活ける時もお水を多く入れてあげましょう。
万両
千両と同じく商売繁盛の縁起木として人気です。
【特徴】
葉は千両より長細いです。
千両と同じように放射線状に葉がつくため葉だけをみると千両によく似ています。
しかし、千両、南天と一番違う特徴は実の付き方です。
赤いは実は1本の枝の葉の下からさくらんぼうのようにぶら下がり実を付けます。
南天
南天は「難を転じて福となす」と掛けられ縁起の良いお正月の花です。
【特徴】
南天は実は細い枝に沿うように連なりながら実を付けます。
残念なことに実はとても落ちやすいです。
優しく扱ってあげましょう。
葉は小さい葉が3枚バラの花の様に中心と左右でひとまとまりでなります。
とてもきれいな葉でお祝のお赤飯の上に添えられるなど葉はお料理にも使われます。
年末になると花屋さんで売られますが
葉はついておらず赤い実の所だけが売られている事が多いいです。
こちらはブーケットパフュームの大きいフラワーレツスンで南天を花材とした時のフラワーアレンジメントです。
他の実ものにら比べ実が目立ち、フラワーアレンジメントが華やかになっているのがわかると思います。
南天はそのままドライフラワーにもなりすのでしめ飾りにする事も出来ます。
但し、実が落ちやすいので沢山実が付いた南天を使う事をおすすめします。
実の大きさを比較しました
千両と南天の実の多きをを比較すると
南天の実の方が少し大きいのがわかります。
(一般的にです。品物によって個体差があります。)
まとめ
葉の付き方や大きさでだいぶ違うことが分かりました。
また、実の付き方も全く違いますね。
この2点を注目すれば南天、千両、万両の違いが一目瞭然であることが分かります。
また、南天、サンキライ、野ばらなど同じく赤い実ものはドライフラワーになるものもありますが
こちらの千両、万両はドライフラワーにはなりません。
特に、千両は水が下がると実も落ちやすくなりますので注意が必要です。
わが家のには、南天、千両、万両があります。
3種類共に常緑種なので常に葉が茂り
更に冬の寂しい庭をこれらの赤い実が明るくしてくれます。
他にも、お正月の花としておすすめのブログをご紹介します。