大きい花の12月のフラワーレッスンはお正月アレンジメントです
こんにちは。
1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室ブーケットパフュームを主宰しています。相沢 知美です。
12月の大きい花のフラワーレッスンは、来月のお正月に向けて、ご自宅でもお正月アレンジメントを飾って頂きたいと思い
お正月の花を使った、お正月アレンジメントをレッスンしました。
レッスンでは、普段使う事が無いお正月の花材を使い、お正月の花をアレンジする事が出来たとても貴重なレッスンとなります。
大きい花のフラワーレッスンでは、持ち帰り用に花を小さくアレンジしています。
しかし、12月のお正月アレンジメントレッスンでは小さいフラワーアレンジメントに加えて、松や水引、南天など使用した花材からしめ飾りを作ってお花をお持ち帰りして頂きました。
そこで本日は
【お正月 アレンジメント】水引、松、南天を使った大きい花のお正月アレンジメント。レッスンレポートを/フラワーアレンジメント教室 横浜
と言うタイトルで
「ジャポニズム」というテーマの12月の大きい花のフラワーレッスンであるお正月アレンジメントの生徒さんの作品と、使用した花材
更に、このお正月アレンジメントのレッスンポイントと
お正月アレンジメントのレッスンの様子をお伝えしたいと思います。
花材はお正月アレンジメントに人気の縁起の良い花。松、南天、水引です
では、まずはこのお正月アレンジメントに使われたお花をご紹介したいと思い手ます。
【若松】
一直線の真っ直ぐな枝と、松の中でも若い松である若松は新緑の様な青々とした葉が魅力です。
【根引き松】
根が付いた松です。
躍動感を感じる曲がった松の枝と、枝先に広がる松の葉からリズムを感じる松です。
【菊~フエゴ】
赤と黄色のリバーシブルの花びらが華やかな菊です。花は大きく開くので迫力感を感じます。
そして花びらが開くと華やかさが増すので、時間の経過と共に感動が大きくなる花です。
【南天】
赤黒い実が落着きのある華やかさを出す南天です。
南天を選ぶ時は、実が艶々としている方が新鮮です。
また、実が落ちやすいので扱いには優しく扱ってあげましょう。
【シンビジウム】
花持ちが良く、高級感が出るので、お正月アレンジメントの花材としておすすめです。
枝はしっかり太い物を選ぶと良いです。また、感想には弱いのでエアコンの風に当てないようにしてあげましょう。
【グラスペディア】
黄色ま丸い花が可愛らしい花ですね。
茎が曲がっているもの、まっすくな物がありますが、それぞれの個性を生かしてアレンジするととても面白いデザインが出来るので、「フラワーアレンジメントに変化が欲しいな~」と言う時はおすすめです。
【葉ボタン】
冬の園芸でも人気の葉ボタン。白とシンビジウムのグリンと合わせ爽やかさを感じるお正月アレンジメントを目指します。
以上がこちらのお正月アレンジメントに使われたお花です。
花もちが良い花をお正月の花材を選び、新年を迎えるお正月アレンジメントとして飾る事が出来ればと思いお花を選びました。
その為、縁起の良いと言われるお正月の花、松、南天、水引を花材に選びました。
普段手にしない花の魅力から新たな発見をする
普段手にする事がない、松や水引きなどを花材で使う事が出来るお正月アレンジメントは、本当に貴重なレッスンになります。
それまで松を見て「かっこいいな」「松のアレンジメント楽しいな」と、思う事が無かった方も、このレッスンをきっかけに松の魅力を発見する事が出来たからです。
フラワーアレンジメント上達のコツは、花の魅力を見つける事
新たな花の魅力の発見は、花が好きでフラワーアレンジメントを始めた方にとっては、「好きな花」「いいなと思う花」が更に1つ多くなったきっかけになると思います。
それは花の新たな魅力を見つけ、更に花が好きになることがフラワーアレンジメントの幅が広がる大きな1歩になります。
更に、花の魅力を見つける事が、フラワーアレンジメントが上達するコツになります。
今回は普段使う機会の少ないお正月の花を沢山使いました。
松の躍動感、野性的な枝ぶりを見せるお正月アレンジメントの生け方
さて、フラワーアレンジメントの魅力についてブログてもお話しをしていますが
それは花の魅力を引き出す事。
私はこれを「花との会話」だと思っています。
例えば、こちらのお正月アレンジメントでしたら、下に生けた根引き松がとても印象的なフラワーアレンジメントになっています。
根引き松は、若松よりも枝の表面はゴツゴツとして力強い印象があります。
(松の花言葉あるで「不老長寿」のイメージそのものです)
また、枝も曲がりくねっているため、躍動感を感じます。
そんな野性的な印象がこの根引き松の魅力と考え、この松を見た人にも魅力が伝わるように
アレンジするのです。
この日の生徒さんも、根引き松の動きを他の花で消してしまわないように
根引き松の動きがわかるように丁寧にアレンジをしていました。
さらに、根引き松の躍動感を伝えるには、松の生き生きとした姿も一緒に見せる事で表現できます。
根引き松を良く観察し、何処が一番生き生きとして見えるか。
いわゆる松の正面を探し、アレンジする事で
こちらのお正月アレンジメントの生徒さんの様にダイナミックで、躍動感のあるお正月アレンジメントを作る事が出来ます。
花の持ち帰りに、松と水引、南天で作るお正月飾り。しめ飾りを作りました。
ブーケットパフュームの大きい花のフラワーレッスンでは、大きい花をアレンジした後、花のお持ち帰りに小さなフラワーアレンジメント活け直しします。
12月のお正月アレンジメントのレッスンでも、小さなフラワーアレンジメントに活け替えますが、花材の中からお正月の花である、松、南天、水引きを使いしめ飾りを作りました。
松はそのまま新聞紙に包み涼しい所で保管すると、お正月まで飾る事が出来るのです。
大きい花1つで、小さな花と、お正月用にしめ飾りをお持ち帰り。
3つの花を作る事が出来た、とても充実したお正月レッスンになりました。
他の方のお正月アレンジメントもご紹介したい思います。
こちらのリンクから是非個性を感じるお正月アレンジメントを楽しんで下さい。
お正月アレンジメントのレッスンを終えて。感想
12月の大きい花のフラワーアレンジメントレッスンでは、ご紹介しました松、南天、水引きを使ったお正月アレンジメントをレッスンしてきました。
水引きの使い方が様々だったお正月アレンジメントは、皆さん違ったデザインで楽しんで下さり、私もとても楽しいレッスンとなりました。
また、松や水引と言った普段使う事が無いお正月の花材に喜んで下さったフラワーレッスンで
特に松の魅力には私も含め皆さんが再認識していただけたと感じ
今月のお正月アレンジメントを通し、皆さんのフラワーアレンジメントの世界が又1歩広がったのではないかと感じています。
今回のお正月アレンジメントの様に、今後もその花にしかない、個性や魅力を大きい花のフラワーレッスンを通し感じていただき
フラワーアレンジメントを生けるコツを学んでいただたら嬉しいです。
来月からは新春の花を使ったフラワーアレンジメントになります。
お正月アレンジメントとはまた違った楽しみがある春の花を使ったフラワーアレンジメントです。
春のお花やフラワーアレンジメントからどんな発見、感動があり
どんなフラワーアレンジメントが出来るのか。
私も今から楽しみにしたいと思ってます。
では。お正月アレンジメントについてはここまで。
最後までありがとうございました。