複色がお洒落。ラナンキュラスの「モロッコ」シリーズご紹介します。
こんにちは。
横浜市泉区 大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームを主宰しています。相沢 知美です。
「これもラナンキュラス?!」
良く知っているラナンキュラスとは全く違う姿に驚いてしまう
こちらの花も春を代表的するラナンキュラスの一種です。
本日は
【ラナンキュラス 赤】複色がお洒落なモロッコシリーズ。赤×黒のラナンキュラス「シャウエン」の花
と言うタイトルで
花歴20年以上のフラワー講師が
お洒落なラナンキュラスの魅力、楽しさを皆様とご一緒に楽しみたいと思います。
モロッコシリーズのラナンキュラスとはどんな花?
私達が良く目にするラナンキュラスの花びらはしっとりとした質感。
薄くシースルーのような繊細な花びらが幾重にも重なり合った花はまん丸として可愛らしくもエレガントさを感じる花ですね。
◆こちらのラナンキュラスについては
しかし、本日ご紹介するラナンキュラスは「モロッコ」というシリーズ名のラナンキュラスです。
このモロッコシリーズの大きな特徴は
細かく細長い花びらに色が混じった混色であり
光沢感はあるもののシワシワとした印象を感じる花びら。
更に、黒く大きい雌しべがハッキリ見え
花の色のコントラストを楽しむ事が出来る
お洒落で、個性的で、何処かミステリアスな印象を感じるこの花の魅力に引き込まれてしまいます。
花の名前「シャウエン」は、モロッコの町の名前
この、モロッコシリーズのラナンキュラスの楽しい所は、花の姿だけではありません。
実は、このは赤いモロッコシリーズのはラナンキュラスは「シャウエン」という名前ですが
面白い事にモロッコの町の名前がついているのです。
他のモロッコシリーズの名前も
他にも、黒い「アミズミズ」、紫色「タンジェ」、黄色い「タンタン」、白×赤の「エルフード」、黄色×赤の「ハッドゥ」とシャウエン以外のモロッコシリーズのラナンキュラスにもモロッコの町の名前がついています。
花に出会ったら、合わせてどんな町なのか
ついつい、好奇心が掻き立てられますね。
シャウエンとはどんな町
今回ご紹介しています、「シャウエン」は、「青い街」と言う意味だそうで町の写真を見ると、とてもオリエンタルで神秘的な美しい街なのがわかりますね。
何故、町が青いのか。
諸説ある中でも、一番有力なのが、15世紀にスペインから追われたユダヤ人きが神聖な色である青色で町が塗る事で町を守っていたのではないかと言われています。
そんなシャウエンの町は、下の写真の様に白壁にブルーが映える迷路の様な町。
山間にあるこの町には鉄道は走っていないそうです。
シャウエンの上手な生け方とは
モロッコシリーズのラナンキュラスは、小ぶりで、枝先に丸く花が咲きます。
花の複雑な色や、花びらだけではなく、そんな花の咲き方もとても面白いので
フラワーアレンジメントに使う時は、花の魅力を最大限に引き出してあげましょう。
おすすめの花の使い方は、他の花より長めに使う事です。
茎が見える位長く使う事で、花のコロンとしたまん丸さをより感じる事が出来ます。
個性的で、大人っぽい印象の花ですので、可愛らしいチューリップや、ガーベラなどに合わせるとスパイスの効いた花になります。
また、アレンジにポンポンとリズムが生まれ、アクセントになるのが楽しい花です。
◆差し色の花の使い方はこちら
まとめ。春の花で大きな感動を
今回は、赤いモロッコシリーズのラナンキュラスをご紹介しましたが、3月一杯は沢山のラナンキュラスを楽しむ事が出ます。
春を代表する花に触れることで、更に春が待ち遠しく
とても大きな喜びになります。
こちらの花はこのモロッコシリーズのシャウエンを使ってアレンジした大きい花のフラワーレッスンの花です。
ブーケットパフュームでは沢山の季節の花に触れて頂きながら
大きい花のダイナミックな感動と
大きい花を生ける技術を基本から学んでいただく事が出来ます。
体験レッスンも募集していますので
是非、大きい春のフラワーアレンジメントを味わってみては如何でしょうか。
◆一重咲きラナンキュラス 「ラックスシリーズ」もどうぞ