コデマリ、アジサイ、木蓮(モクレン)の水あげをご紹介します。
こんにちは。
横浜 東京 神奈川の大きなドラマチックフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
春から初夏に向けて、大きいフラワーアレンジメントを生けるフラワーレッスンでは沢山の枝物を使います。
例えば、春には花が可愛いコデマリ、桜
初夏にはアジサイやドウダンツツジ
季節折々の枝ものを使うと、フラワーアレンジメントにダイナミックさが生まれます。
そこで本日は、
【水あげ】コデマリ、アジサイ、木蓮(モクレン)。花を長持ちさせる水あげ方法とは
というタイトルで
市場から入荷したコデマリ、アジサイ、木蓮(モクレン)の花が長持ちする水あげの仕方と
その後の切り戻しなど。
花の管理の仕方についてお話をしたいと思います。
コデマリの水あげはハンマーで
《準備するもの》
新聞紙、セロテープ、ハンマー、コデマリの2/3~半分程の大きさの花瓶
《手順》
1.深めの花瓶に2/3程、お水を入れます。
2.新聞紙の角を1つ大きく三角に折ります。
3.折った所を手間やにしてコデマリを置きます。
折った所が枝ものの下、対角線の角がコデマリの先端になるイメージです。
※コデマリ10本で新聞紙1枚を目安にして下さい。
4.コデマリの上2/3を新聞紙でゆったりと巻いてください。
巻き方は新聞紙が三角形になるように下は新聞紙でしっかり巻く感覚で、上は大きく開くように巻きます。
・お水が漬かるところから新聞紙が巻かれていると、新聞紙が濡れたのが染み込み、花や葉を濡らしてしまいます。この状態のままだと蒸れてしまい、花などを黒くなってしまうので注意して下さい。
5.コンクリートなど硬い所に枝の切り口を置き、1本1本ハンマーで強くたたきます。
枝の先が2~3㎝枝が裂けるように割れていれば大丈夫です。
6.1の花瓶に入れて終了です。
《同じ水揚げ方法の枝もの》
コデマリ、雪柳、シンフォリカルポス、千両
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コデマリを使った大きいフラワーレッスンの作品ご紹介します。
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モクレンの水あげはハサミで切れ込みを
《用意するもの》
ハサミ、モクレンの2/3~半分程の花瓶
《手順》
1.花瓶に2/3程お水を入れて準備をします。
2.ハサミで切り口の真ん中を縦に割ります。
3.ハサミを左右に動かし、3.4㎝枝が裂けるように切れ込みを入れます。
4.枝の直径が1㎝以上太さがあるときは、更にもう一度2.3と同じ要領で枝を割ります。
この時、切り口がバッテンになるようにハサミを入れます。
5.1の花瓶に入れて終了です。
《同じ水あげ方法をする枝もの》
枝もの全般。(但し、一部を除く)
アジサイを長持ちさせる水あげ方法
《準備するもの》
新聞紙、セロテープ、ナイフ、アジサイの半分程の高さの花瓶、(ミョウバン)
《手順》
1.花瓶に半分程お水を入れて準備をします。
2.新聞紙の角を1つ大きく三角に折ります。
3.折った所を手間やにしてアジサイを置きます。
折った所が枝ものの下、対角線の角がアジサイの先端になるイメージです。
4.アジサイの上2/3を新聞紙でゆったりと巻いてください。
巻き方は新聞紙が三角形になるように下は新聞紙でしっかり巻く感覚で、上は大きく開くように巻きます。
この状態のままだと蒸れてしまい、花などを黒くなってしまうので注意して下さい。
5.切り口の上から3㎝上からナイフで斜めに切ります。
6.中心の白い綿のような所を取り除きます。
7.切り口にミョウバンをつけると、ミョウバンの殺菌作用で更に花が長持ちします。
《同じ水あげ方法をする花》
アジサイ、ビバーナムスノーボール、オオデマリ、ホワイトスノーボール
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アジサイを使った大きいフラワーアレンジメントをご紹介します。
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水あげ後の花の扱い方。
花を水あげした後は、毎日切り口を切り戻しをしてあげましょう。
その際、一緒に花瓶の中を洗い、常に水が綺麗な状態にします。
この時、枝の切り口のぬめりなど、汚れている場合は洗って取ります清潔を保ちます。
また、枝物やこでまり、雪柳の水揚げ方法を動画で学びたい方はこちらをどうぞ。
花の水あげ方法は沢山ありますが、花に合った水あげをしてあげる事で
花を長持ちさせる事が出来真の出、是非お試しください。