こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
フラワーアレンジメントを綺麗に生けるには花の向きを見極めて生ける事が重要です。
私の1mを越す大きいフラワーレッスンでも花の向きについて毎度皆様にお話をしております。
そして花の向きを見る時、一緒に考えないといけないのが「どんな花を生けたいか」
という事になります。
何故なら花といっても様々なシチュエーションが考えられるかです。
例えば
・お祝いの花として飾る場合
・友人、知人に差し上げる場合
・自由に生けて自分の部屋に飾りたい場合
これらのシチュエーションで花の生け方も変える事が望ましいと思います。
ここでは
・自分のお部屋に飾る花や
・花を自由に生ける事を楽しむ。
・花で表現する事を楽しむ。
そんな花を生けたい時の「花の向きの見極め方」お話をしたいと思います。
(初夏の花、シャクヤクとアリウムのアレンジメント)
◆参考記事~モンステラの向き、生け方
https://bouquet-perfume.com/3888/
さて、皆様は花を手にした時、よくその花を観察する事はありますか?
実はこの観察する事で花の魅力を見つける事が出来ます。
例えば、この「マニフィーク」というユリの花は下にうつむきように咲くユリの花です。
スカシユリと乙女百合の交配種で姿はスカシユリ。というと花の姿がイメージできるでしょうか。
花は正面に向け生ける事で華やかさを出す事が出来ます。
この下に向いた百合も高くして生けると花の華やかさを感じる事が出来ます。
しかし、うつむく姿、斜め横から見た時のチラッと見える花の中などもとても可愛く、愛おしく感じます。
そんな花を様々な方向から観察し、ご自身が感動した花の向きを見つけてみましょう。
そして、その感動した花の姿をアレンジメントの中で表現すると、アレンジメントに物語が出来ます。
花の生き生きとした姿
花が風に揺られるよう咲く姿
花の命が燃え尽き、花の短い一生が終わる姿
そんなイメージを膨らませてみましょう。
皆様が花から感じたインスピレーションと共に、花の魅力を表現し
自由に花を生ける事が出来るのがフラワーアレンジメントの楽しさの1つでもあります。
◆参考記事~華やかさを出すユリの花の向き
https://bouquet-perfume.com/7724/
皆様もこれから迎える夏の花を楽しめる季節です。
ヒマワリやクルクマ、アンスリウムにはどんな魅力があるでしょうか。
(クルクマを使った基本の形~ファンスタイルのアレンジメント)
◆参考記事~アンスリウムの花の向き
https://bouquet-perfume.com/5955/
私はこの魅力を見つける事を「宝探し」の様だと思っています。
何故なら、その魅力を見つけた時、花が輝いて見え
宝物を手にしたような嬉しい気持ちになるからです。
皆様も花を観察し、魅力を見つけ、物語のある花を表現してみて下さい。
最後に、こちらの生地を要約した動画をご紹介したいと思います。