こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
沢山あるフラワーアレンジメントの花材の中で
「生けにくい」花材の1つ。
それは、実物(実もの)です。
秋は紅葉した実物が出回り
冬になると真っ赤に染まったサンキライでクリスマスを演出し
秋から冬のフラワーアレンジメント作りに欠かせない実ものですが
初夏から夏にかけてもサンキライ、ビバーナムコンパクター、サンゴベリーなど
沢山の実ものが出回るとても身近な花材です。
特に初夏から夏の実ものは青々としており、美しい光沢感が、花にみずみずしさを与えます。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 作り方】生けにくい実もの、2つのコツで思い通りに。アレンジメントの作り方とは
と言うタイトルで
サンゴベリーを使ったブーケットパフュームの1mを越す大きいフラワーアレンジメントレッスンの作品と共にご紹介していきます。
実ものが生けにくい原因とは
さて、そんな一年を通して楽しむ事が出来る実ものですが
1つだけ、難点があります。
それは、実が重い事です。
実が重い事で
生けても実がクルッと回ってしまう。
生けたけど、下に下がってしまう。
生けてもすぐに抜けてしまう。
などなど、思い通りに生ける事が難しい花材です。
しかし、それは仕方がない事なのでしょうか。
そして、思い通りに生ける事が出来なくて、ちょっと残念な思いをしても
諦めるしかないのでしょうか。
いいえ、2つの生け方のコツを知る事で
自分が配置したい所に実ものを生ける事が出来
イメージ通りに実ものを生ける事が出来
思い通りのフラワーアレンジメントを作る事が出来るのです。
そうすると、実ものを使った四季折々のフラワーアレンジメントを、楽しむ事が出来ますね。
2つの生け方のコツで実ものを克服
では、この2つの生け方のコツとは、具体的にお話しをしていきたいと思います。
吸収性スポンジに深く挿す
実ものを挿す時は、他の花より深く挿す事で、しっかり配置を固定する事が出来ます。
そして、それには、枝を長く切る必要もあります。
但し、深く挿しすぎるとオアシス(吸収性スポンジ)を壊してしまったり
他の花を挿す事が出来なくなる原因になります。
◆参考記事~花の挿し方、作り方3つのコツ
角度を付けて生ける
実が沢山ついて、枝が柔らかい実ものほどオアシス(吸収性スポンジ)に生け、手を離した瞬間に実ものが下がり、思っていた配置より、下がってしまいます。
すると、空間を埋める事が出来ず
空いた空間に他の花を生ける事になります。
この時、何度も抜いては挿し、を繰り返し、吸収性スポンジに沢山の穴を開けてしまった方もいらっしゃると思います。
この様に重みで実ものが思い通りに生ける事が出来ない時は
最初から下がる事を想定し
オアシス(吸収性スポンジ)に挿す角度を起こし、フラワーアレンジメントを作ります。
こうする事で、1回で配置したい所に実ものを生ける事が出来ます。
◆参考記事~花の向き、位置がずれる時の花の挿し方
まとめ 。他の花にも使える2つの生け方
今回は実ものを使ったフラワーアレンジメントの作り方という事で
生け方のコツを2つご紹介して来ました。
深く挿す、花を起こして生ける
この2つの生け方は、他の花を生ける時でも使う事があります。
花が回ってしまう
花が重みで下がってしまう
花が抜けてしまう
そんな時はこの方法を試してフラワーアレンジメントを作ってみて下さい。
それでは、可愛い実ものを使って、色んなバリエーションの花を楽しみましょうね。
最後までお付き合いありがとうございました。