こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
はじめに
7月はお休みの方も数名いらっしゃいましたが、数々の素晴らしい大きいアレンジメントが完成しました。
どの作品も夏の花を使い、アレンジをしましたが
その花が持つ、魅力を上手に表現出来、花の躍動感、優雅さ、そして華やかさを感じる作品たちになりました。
そこで本日は7月の大きいフラワーアレンジメントのレッスン作品をまとめてご紹介したいと思います。
葉の使い方を学ぶレッスン
こちらの2点の作品は「鳳凰の舞」というタイトルのカリキュラム作品です。
アレカヤシの反り返った葉先を表現するために、葉を横にして使った作品です。
このアレカヤシは鳳凰の翼をイメージしてデザインされています。
また、こちらの作品では、ハスの実を使った所もポイントになっています。
神秘的なフインキを漂わせる蓮の花からできた実。
自然界が作る植物の不思議さに改めて驚かされますね。
レッスンでも身初めて見る方も多く、皆さん興味を持ってくれる花です。
◆参考記事~アレカヤシを使った夏のアレンジ
曲線が人気のアレンジメント
続けて、上に上がる三日月型のアレンジメントです。
こちらの作品は本来5月のレッスンカリキュラムですが、5月にお休みされた生徒さんに生けて頂いた作品です。
上に上がる生け方や、曲線を作る生け方など、これからアレンジメントの幅を広げる上で大事なポイントが詰まった作品でので、「この作品だけは作って頂きたい」と思うカリキュラムの1つです。
デザイン的にも曲線の柔らかさを表現するのはとても人気です。
花材は、チューベローズと言う東南アジアを代表する花を使っています。
とても甘い香りが辺りをいっぱいにする芳香力のある花
但し、ユリ程ではないので、香りが苦手な方にも安心して楽しんで頂けます。
くちなしの花のように白く肉厚な花が枝一杯に咲きます。
今回は私の大好きな花をご紹介出来嬉しく感じました。
デザインの可能性が広がるアレンジメント
そしてこちらは「セパレーツArrangement」というカリキュラムのデザインです。
上下に花を展開し、1つのアレンジメントを作るデザイン構成の為、この様なタイトルを付けたカリキュラムです。
このように、下はフラワーアレンジメントの基本形のデザインでも、上に花をアクセントに足すと基本のデザインに変化を出す事が出来、アレンジメントのデザインを無数に作る事が出来ます。
今回、上にオーニソガラムという茎の動きが特徴の花を使用しているので
躍動感と、花と花の空間の作り方などを学ぶ事が出来たと思います。
◆参考記事~ヒマワリのファンスタイル
自由に生けたアレンジメント
そして、最後にご紹介する2作品は、自由に生ける「フリースタイル」の方の作品です。
こちらはカリキュラムを終えた方が、花器もデザインも自由に選び、生けて頂きます。
お二人共、ジンジャーという長いピンクの花に合わせ、ピンク色の花器を選んで下さいましたが
花のトロピカルな印象に、ビビットな花器が組み合わさり更に夏らしいアレンジメントになったと思います。
同じ花材の2作品ですが、花の使い方で1つ目のアレンジメントは重厚感があり
2つ目のアレンジメントは、ワレモコウ(茶色の花)の野草感で柔らかさが感じられ
それぞれ違う花の印象に、表現の楽しさを感じて下さったら嬉しいです。
◆参考記事~クジャクの羽根を使った夏のアレンジメント
7月の大きいアレンジメントレッスンを終えて
さて、8月も中旬になりました。
私は体調を崩してしまい、レッスンを振り替えて頂いた関係で、今月のレッスンはこれから始まります。
まだ夏の花に名残惜しさも感じつつも、市場に出回る花もリンドウ、ケイトウなどといった
秋の花が増え、あっという間に夏の花も今月まで。
夏最後の花を8月思いっきり楽しみ、こちらのブログでもご紹介していきたいと思いますので
是非また遊びに来て下さったら嬉しいです。
それでは、またお会い出来ますように。