こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
一輪挿しにユリを飾りたい
一年を通して楽しむ事が出来るユリの花。
香りもよく、最近では花粉の無い花、八重咲の花などがあり更に楽しさを感じる花でもあります。
ブーケットパフュームの花瓶に花を生ける「花瓶レッスン」でもカリキュラムの花となっており
是非美しく花瓶に生けて欲しい花の1つです。
そこで本日は
【ユリ 花瓶】一輪挿しにユリを生ける生け方とは。枝物、葉っぱと花瓶に生ける生け方
と言うタイトルで花瓶生けのコツをお届けします。
実はコスパの良いユリの花
そんなユリの花を
1本のお値段は他の花に比べて高くも感じますが、実はコスパの良い花でもあります。
その理由は
・1輪の花がとても大きい
・1本に花が4.5輪ついている
・蕾まで綺麗に咲く
・花持ちが良く、10日~15日間楽しむ事が出来る
・夏の暑さにも強い
と、様々な理由を挙げる事が出来ます。
ユリを花瓶に生ける時の注意
・ユリが開いたら花粉はすぐに取る。
花粉があるとユリの美しさが更に増しますが、花粉は開くと赤い粉が出てきます。
花粉は花びらや洋服に触れると花粉の粉が落ち、汚してしまうため早く取りましょう。
・ユリの花びらは傷つきやすい
ユリの花びらは薄く繊細な上に、花びらの先が反り返っています。
その為、ユリの花は無造作に置くと花びらが折れてしまいます。
また、ユリを花瓶に生ける際も、手が花びらに当たると、花びらを傷つけてしまいまうので注意しましょう。
◆参考記事~ユリを傷つけない生け方とは
ユりを1輪挿しの花瓶に生ける方法
①一輪挿しの花瓶に水を入れる。
水の量の目安は、花瓶の高さの半分~3/4です。花瓶が軽い時はお水で重さを出したいため
沢山入れる事をおすすめします。
②葉を花瓶の縁に2.3枚生ける
③花瓶の高さの2倍~2.5倍の長さで花を切ります。
また、花瓶が軽い時は、花が倒れないように花は短めが安心です。
そして、低い一輪挿しの花瓶にユリを生ける時は、花を2等分にするなど、適切な長さに切り分けて使います。
この時、花の先端が先端に来るように
そして、切り分けた下の花は低く生ける事で、一輪挿しの花瓶と花のバランスがよくなります。
更に切り口は斜めに切ると花が水を沢山吸え、花持ちがよくなります。
④ユリに枝物や長い葉を合わせ華やかに
ユリの花だけでは寂しい為、ユリを生けた後に花や葉を添えるようにしましょう。
ユリに合うのは、枝物、細長い葉っぱが良いでしょう。
今回は枝は春の枝物ユキヤナギ
細長い葉はオクラレルカを使いました。
◆参考記事~ユリの生け方。向きの見方
ユリは1輪で様になる花瓶の花
大輪で華やかなユリの花は沢山の花を合わせず、一輪挿しにユリと少量の花や葉だけでも様になります。
それは、ユリがとても大きな花であり、存在感のある花だからです。
今日はこの花瓶に生けたユリの花をリビングに飾り、お部屋をユリの香りで一杯にして楽しみたいと思います。
皆様に本日の一輪挿しにユリを飾る生け方がお役に立てれば何よりです。
また、お会い出来ますように。