こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
春のアレンジメントを紹介します
春のお花、チューリップとアネモネはとても相性の良いお花。
カラフルで色が豊富なこの2種類の花をどんな色で組み合わせようか
合わせて生ける花はどれにしようか
春はお花が沢山あるだけに、とても悩みますが、そんな悩みも楽しい物です。
今回チューリップ、アネモネにユキヤナギという枝物を合わせて大きいフラワーアレンジメントレッスンをしましたのでご紹介したいと思います。
チューリップの生け方
こちらの作品は枝物とチューリップの生け方を学ぶ1月のカリキュラムの作品です。
「アバ」という真っ赤なチューリップと、
赤いラインの「ハピネスジェネレーション」
という2種類赤いチューリップを使いました。
蕾だったチューリップは、アレンジしている間にどんどん開き、可愛らしい花から華やかな印象に変化していきました。
それと同時に、チューリップは明るい方に伸びていく性質があります。
その為、生けてる間に花の向きが変わる事もありますが
そんな時は、チューリップを短く切って生ける事で解決できます。
チューリップの選び方
チューリップの花には大きさが小さい花、大きい花とありますが
花が開くと更に大きくなります。
その為、花を選ぶ時は作るフラワーアレンジメントの大きさに合わせてチューリップの大きさを選ぶと良いでしょう。
小さいアレンジメントには、小さ目のチューリップを
大きいチューリップだと、アレンジメントがボッテリとしてバランの悪いアレンジメントになってしまいます。
只、どうしても使いたいチューリップが大きい時や
小さいチューリップが無い。そんな時は、長くして上に使う程バランスが崩れるので
チューリップを短めに切り、アレンジメントの下の方に使う良いでしょう。
また、大きいフラワーアレンジメントには大きいチューリップを選びましょう。
何故なら、小さいチューリップを選ぶとチューリップの存在感が弱く華やかさが出ません。
また、ユリや、ガーベラなど他の花をメインにして使う場合は、小さめのチューリップを選んでも良いですが、季節感を演出する事が出来る花が目立たないのは勿体ない気がしますので
華やかな色で存在感を出す
アクセントになる色を選んで存在感をだすなど
チューリップの存在感が感じられた方が、そのアレンジメントを見た時、春の訪れにワクワクした気持ちを感じる事が出来ると思います。
◆参考記事~チューリップを長く楽しむコツ
アネモネの生け方
アネモネは温度と明るさで花が開いたり、閉じたりする花です。
レッスン中ではチューリップ同様、閉じていた花が開き、アレンジメントが華やかになりました。
また、茎が曲がっているものが多く、そのまま生けるとまとまりの無いアレンジメントになったり
長く切って生けると、アネモネの印象が強すぎて他の花が目立たなくなります。
そのため、花の向きをしっかり見て、他の花と調和を取るようにまとまり感を出して生け
他の花より短く切り、アレンジメントの中に埋めるイメージで生ける事で花の印象をコントロールする事が出来ます。
◆参考記事~茎が折れる!アネモネの挿し方とは
ユキヤナギの生け方
今回使用した枝物は1月から2月に最盛期を迎えるユキヤナギという枝物です。
小さな花が枝の先端まであり
更に、渦を巻くように枝先まで曲線が描かれたとても動きのある枝物です。
その為、アレンジメントの花材にユキヤナギを選ぶと、フンワリとした印象になり
まるで花吹雪が舞ったような華やかさを出してくれる春のフラワーアレンジメント作りにピッタリの枝物です。
今回はチューリップ、アネモネとユキヤナギを合わせましたが
白い小花が咲くユキヤナギは、ガーベラ、スイートピー、ユリなど
どんな花のどんな色とも、万能な枝物と言えます。
ユキヤナギを使う時は、枝ぶりを見て、枝の正面を探し
更に左右正面、どちらに使うと枝の動きを表現できるか
ユキヤナギを良く監査してから使うと良いでしょう。
◆参考記動画~ユキヤナギを使った花瓶の花
春のフラワーアレンジメント。花材紹介
・チューリップ(赤)/
・チューリップ(赤ライン)/
・アネモネ(白)
・サイネリア(ピンク)
・ストロベリーキャンドル(赤)
・レースフラワー(白)
・ユキヤナギ(枝物)
・ドラセナ(大きい葉)
・レザーファン(葉)
フラワーアレンジメントで春を感じて
今回は春を代表するチューリップ、アネモネ、ユキヤナギを使い春のフラワーアレンジメントを生けて頂きました。
チューリップの楽しさは、その可愛らしい姿を愛でる事だと思いますが
今回のチューリップを使った大きいフラワーレッスンでは、受講生の皆様、チューリップが開き、可愛らしい姿から華やかな姿になっていくその変化にとても驚かれていました。
受講生様にとってはチューリップの新たな魅力の発見と
アネモネの使い方の学び
そして、ユキヤナギのダイナミックさを表現する、枝物の使い方を学ぶレッスンだったと思います。
ブーケットパフュームの大きいフラワーアレンジメンレッスンは3月迄が春のお花になり
4月頃から徐々に初夏の花になっていきます。
ラナンキュラス,スイートピー、スカビオサ・・・使いたい花は沢山。
なんて幸せな悩みなんだろう。
レッスんを受講して下さる生徒様に感謝しつつ
皆様にも素敵な春のフラワーアレンジメントをご紹介したいと思います。
それでは、またお会い出来たら嬉しいです。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。