2000種類の菊をお正月の花として楽しんでみましょう
こんにちは。
横浜 東京 神奈川の大きなドラマチックフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
本日は、今の時期の楽しみたい花として菊についてご紹介したいと思います。
菊は現在2000種類もあるというとても品種が多く
そして歴史の長い花でもあります。
それでは
【お正月 花】菊の歴史、咲き方とは。菊でお正月のフラワーアレンジメントを楽しむ/フラワーアレンジメント教室 横浜
というタイトルでお届けします。
菊の花の歴史とは。薬草、仏様の花、縁起の良いお正月の花
菊は日本の国家となっている花でもありますが、もともとは中国から奈良時代に薬草として渡来してきた花です。
邪気を払い、長寿をもたらすパワーがあるされ中国では9月9日の「重陽の節句では」長寿を願いキクを浮かべたキク酒を飲む習慣が中国から伝わりました。
そして今日では縁起が良い花として正月の花に使われたり
さらに仏様へのお供えの花として使用され、とても親しみのある花になっていきました。
こちらの菊のフラワーアレンジメントはブーケットパフュームの大きい花のフラワーレッスンの作品です。
菊のダイナミックさ、艶やかな姿が伝わってきますね。
菊の情報
キクの基本データ
学名:Chrysanthemum morifolium
科名:キク科
属名:キク属
原産地:中国
和名:菊(キク)、家菊(イエギク)
英名:Mum、Florist’s chrysanthemum
開花期:9~11月
切り花の出回り時期:オールシーズン
花色:赤、ピンク、黄、オレンジ、白、紫、緑、茶、複色
花もち:2~3週間
花言葉:高貴、高潔、思慮深い
園芸用の菊
園芸用の菊が盛んになったのは18世紀。江戸時代です。
江戸、長野、岐阜にまたがる美濃地域、伊勢、京都、熊本など各地で独自に発展し観賞用に菊が盛んに作られました。
これが「古典菊」の始まりです。
同じく18世紀、中国からヨーロッパにも渡りましたが、当時のヨーロッパではあまり関心を持ってもらえず
19世紀に日本の古典菊が渡ると、とても人気になりイギリスでは菊のが品種改良が盛んになりました。
菊の70%が輸入
実は、現在、洋菊、クラシッマムなどと呼ばれる華やかさが人気の大輪の菊は70パーセントがオランダ産です。
これらの菊は古典菊が元となり改良されているため和を感じる花となりました。
菊の咲き方
2000種類もある菊の花。
色やそしてその咲き方、花びらの形なども実に多様です。
では、菊の種類についてご紹介したいと思います。
【ピンポン咲き】
花がボール状に咲く菊
【デコラ咲き】
花びらが密着して咲く、八重咲のポンポン咲き以外の菊
【スパイダー咲き】
花びらが針のように細長く、筒状であり、外側に開くように咲く菊
【スプーン咲き】
花びらの細く更に花びらの先端が内側に丸まっているキク
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終わりに
花それぞれに歴史があります。
この華やかな菊の陰にも世界中の方の菊への情熱があり
そしてこの美しい菊が生み出されているのですね。
とても壮大な菊の歴史にただ感動します。
そんな魅力が詰まった菊の世界を皆様と楽しめたらと思います。