こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフューム 相沢 知美です。
花瓶に花をアレンジする。
花を生ける事を「投げ入れ」と言います。
オアシスが不要なため一番手軽な生け方ではありますが、花をただ花瓶に挿しただけでは花の個性を引き出すことは出来ませんね。
そこで、3月の1mを越す大きいフラワーレッスンでは花瓶の投げ入れをレッスンしました。
どの作品もチューリプのしなやかな動き
華やかな春の枝物を力強く、空間に思いっきり描くように生けて下さいました。
そこでと本日は
【花瓶 アレンジ】チューリップと枝物で投げ入れ。花瓶に春の花を生けるフラワーレッスンを開催
と言うタイトルでお届けします。
こちらの作品は「スオー」というピンク色の花が咲く枝物を使った投げ入れのアレンジです。
枝が湾曲していましたのでその動きを生かし生けて下さいました。
このような動きのある枝物を積極的に選ぶと、変化を付けた生け方をする事が出来ます。
ただ、真っ直ぐに伸びた枝と近い、曲線の美しさに魅せられますね。
そして、横に伸ばした枝は存在感があり、2本の枝のバランスを保っています。
更に、その枝に沿うように伸びたルピナスの花も先端までとても美しく表現され、空間を上手に使う事が出来ました。
こちらの作品は生徒さんの個性がとても感じられる作品で、左右に大きく伸ばした枝物がとても素晴らしいです。
更に、その枝物にチューリップが寄り添うように左右に長く伸びています。
チューリップの長さを変えてアンバランスになるところを、葉っぱでバランスが取られています。
更に正面に華やかさを感じる事が出来ます。
赤茶色の光沢の美しい葉(ブラックコンゴ)を中心近くにアレンジしたのが効いているのでしょ。
アクセントになる花(葉)を何処に配置するか。。。で変わるという事ですね。
こちの投げ入れは、全体的にとてもまとまり感があり、花に物語を感じる作品です。
生徒さんのこだわりと、花への優しさが詰まった作品で、こちらの生徒さんらしさを感じました。
レッスンは他の方の作品を見る事もとても良い学びになりますが「こちらの作品は花のこんな使いある」という可能性を広げてくれる作品ですね。
自分の頭の中でイメージした花を、茎を矯めたり、花を配置する事で映し出した作品です。
3月は3つのカリキュラムをご用意し、今回3名の生徒さんに花瓶の投げ入れをしていただきました。
「難しかった」「簡単だった」
感想はそれぞれでした。
勿論、個人によって感じ方はそれぞれですが
投げ入れで花を生ける時は
◆生けやすい花瓶を選ぶ
◆入れやすい花を選ぶ・・・事が大切です。
それではまたお会いしましょう。